携帯電話 -1-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | だったかもしれな | 7416 | 光 | 7.5 | 97.6% | 265.5 | 2017 | 48 | 46 | 2026/02/17 |
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問題文
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(だいがくにかいせいのなつだった。)
大学二回生の夏だった。
(おれはきょうあくなひざしがてりつけるなかをあるいてがくしょくにむかっていた。)
俺は凶悪な日差しが照りつける中を歩いて学食に向かっていた。
(あすふぁるとがくつのうらにはりつくようなかんじがする。)
アスファルトが靴の裏に張り付くような感じがする。
(いくつかのぐるーぷがいりぐちのあたりにたむろしているのを)
いくつかのグループが入口のあたりにたむろしているのを
(よこめでみながらふとたちどまる。)
横目で見ながらふと立ち止まる。
(せみがうるさい。そとはこんなにあついのに、)
蝉がうるさい。外はこんなに暑いのに、
(どうしてかれらはなかにはいらないのだろうとふしぎにおもう。)
どうして彼らは中に入らないのだろうと不思議に思う。
(がくしょくのあるにかいにあがり、せるふさーびすでてきとうにやすいものをえらんでから)
学食のある二階に上り、セルフサービスで適当に安いものを選んでから
(きょろきょろとあたりをみまわすと、しっているかおがあった。)
キョロキョロとあたりを見回すと、知っている顔があった。
(「あついですね」)
「暑いですね」
(かれーをたべているそのひとのむかいにすわる。)
カレーを食べているその人の向かいに座る。
(だいがくいんせいであり、おかるとどうのししょうでもあるそのひとは)
大学院生であり、オカルト道の師匠でもあるその人は
(たいていこのまどぎわのせきにすわっている。)
たいていこの窓際の席に座っている。
(していせきというわけでもないのに、たしょうこんでていてもふしぎと)
指定席というわけでもないのに、多少混んでていても不思議と
(このせきはあいていることがおおい。)
この席は空いていることが多い。
(まるでかれがせきにつくのをまっているように。)
まるで彼が席につくのを待っているように。
(「ここはくーらーがきいてる」)
「ここはクーラーが効いてる」
(ぼそりとぶあいそうなへんじがかえってきた。)
ぼそりと無愛想な返事が返ってきた。
(それからまたもくもくとたべる。)
それからまた黙々と食べる。
(「けいたいのばんごうおしえてください」)
「携帯の番号教えてください」
など
(「なぜか」)
「なぜか」
(phsをみずにおとしてしまったからだった。)
PHSを水に落としてしまったからだった。
(あどれすがしんだのでてがきのめもちょうなどにのこっていたばんごうはもんだいなかったが、)
アドレスが死んだので手書きのメモ帳などに残っていた番号は問題なかったが、
(そうでないものはあらたにばんごうをききなおさなければならなかった。)
そうでないものは新たに番号を訊き直さなければならなかった。
(ししょうのばあい、いえのばんごうはめもしてあったが、)
師匠の場合、家の番号はメモしてあったが、
(けいたいのほうはphsにしかはいっていなかったのだった。)
携帯の方はPHSにしか入っていなかったのだった。
(「じぇねれーしょんぎゃっぷだな」)
「ジェネレーションギャップだな」
(ししょうはけいたいをそうさして、じぶんのばんごうをひょうじさせてからこちらにむける。)
師匠は携帯を操作して、自分の番号を表示させてからこちらに向ける。
(「なんですか」)
「なんですか」
(「けいたいせだいならではのひげきだってことだよ。ぼくみたいなきゅうせだいじんは)
「携帯世代ならではの悲劇だってことだよ。僕みたいな旧世代人は
(ぜったいにめもをとってるし、よくかけるばんごうならあんきしてる」)
絶対にメモをとってるし、よくかける番号なら暗記してる」
(そういって、いくつかのなまえとばんごうをそらんじてみせた。)
そう言って、いくつかの名前と番号を諳んじてみせた。
(それはいいですから、でぃすぷれいをゆらさないでください。)
それはいいですから、ディスプレイを揺らさないでください。
(いまうちこんでるんで。)
今打ち込んでるんで。
(わんぎりしてくれればすぐすむのに、とぶつぶついいながらも)
ワン切りしてくれればすぐ済むのに、とぶつぶつ言いながらも
(とうろくをおえ、おれはひるめしのつづきにとりかかる。)
登録を終え、俺は昼飯の続きにとりかかる。
(かいそうさらだにてをつけはじめたあたりで、おとといたいけんしたけいたいでんわに)
海藻サラダに手をつけ始めたあたりで、おととい体験した携帯電話に
(まつわるできごとをふとおもいだし、ししょうはどうおもうのかきいてみたくなった。)
まつわる出来事をふと思い出し、師匠はどう思うのか訊いてみたくなった。
(「かいだんじみたはなしなんですが」)
「怪談じみた話なんですが」
(かれーをたべおわり、むぎちゃをかたてにまどのそとをみていたししょうが)
カレーを食べ終わり、麦茶を片手に窓の外を見ていた師匠が
(ぴくりとはんのうする。)
ぴくりと反応する。
(「きこうか」)
「聞こうか」
(そのひもあついさかりだった。ごぜんちゅうのこうぎのあと、)
その日も暑い盛りだった。午前中の講義のあと、
(おれはきゃんぱすのきたにあるがくぶとうにむかった。)
俺はキャンパスの北にある学部棟に向かった。
(けんきゅうしつがさゆうにたちならびひるでもうすぐらいろうかをぬけて、)
研究室が左右に立ち並び昼でも薄暗い廊下を抜けて、
(ふだんはまりよりつかないじぶんのしょぞくしているけんきゅうしつのどあをあけた。)
普段はまり寄りつかない自分の所属している研究室のドアを開けた。