バトルナイフ

(いつもわらってるんだね)

いつも笑ってるんだね

(そうやってこころをすりへらして)

そうやって心をすり減らして

(どうしたらそのおくでひざをかかえこんで)

どうしたらその奥で膝を抱え込んで

(なみだをこらえてるきみにあえるかな)

涙をこらえてる君に会えるかな

(いつからわらってたんだろう)

いつから笑ってたんだろう

(そうやってこころのなかはかくしたまんま)

そうやって心の中は隠したまんま

(どうしたらそのえがおのうらにある)

どうしたらその笑顔の裏にある

(ほんとうのきみにあえるかな)

本当の君に会えるかな

(きっとしんじられるものを)

きっと信じられるものを

(さがしていたいんだ)

探していたいんだ

(それでもすぐにはみつからなくて)

それでもすぐには見つからなくて

(ないてさけんでもとどかないのは)

泣いて叫んでも届かないのは

(こころのすみ「とどかないで」と)

心の隅「届かないで」と

(おもっているじぶんが)

思っている自分が

(どうやらかくれているんだろう)

どうやら隠れているんだろう

(いたくていたくていなくていなくて)

痛くて痛くていなくていなくて

(ずっとそのこころにぼくはいないだろう)

ずっとその心に僕はいないだろう

(いつもふるえてるんだろう)

いつも震えてるんだろう

(そうやってひとりのよるとてをつないで)

そうやって一人の夜と手をつないで

(どうしたらそのまえで)

どうしたらその前で

(こえをしまいこんで)

声をしまいこんで

(きみをころしてるきみをけせるかな)

君を殺してる君を消せるかな

(きっとしんじてほしくって)

きっと信じて欲しくって

(わらっていたんだ)

笑っていたんだ

(それでもすぐにはつたわらなくて)

それでもすぐには伝わらなくて

(ないてさけんでもとどかないのは)

泣いて叫んでも届かないのは

(ぜんぶ、このせかいのしわざで)

全部、この世界の仕業で

(こうやってまたひとつ)

こうやってまた一つ

(ぼくらはまちがいをおかしてく)

僕らは間違いを犯してく

(いたくていたくて)

いたくていたくて

(いなくていなくて)

いなくていなくて

(ずっとそのこころにぼくはいたいんだよ)

ずっとその心に僕はいたいんだよ