スルー

(ねえあれからしばらくぼくらあえずにいるけどそっちはあいかわらずかな)

ねえ　あれからしばらく僕ら会えずにいるけど　そっちは相変わらずかな

(びるのすきまにふくかぜにおいやられ)

ビルの隙間に吹く風に追いやられ

(まだなれないくらしにためいきすこしふえたみたい)

まだ慣れない暮らしに溜め息少し増えたみたい

(きみといたおれんじのかえりみちかげがほらかさなってわらった)

君といたオレンジの帰り道　影がほら　重なって笑った

(あのひうまれたこのなによりもいちばんだいじなおもい)

あの日生まれたこの何よりも一番　大事な想い

(だれもしらないしらなくていいこのせかいもきづいていない)

誰も知らない　知らなくていい　この世界も気付いていない

(つなぎあうきみだけがぼくをみつけられる)

繋ぎ合う君だけが僕を見つけられる

(はなれててもかんじあえるだれよりそばにいる)

離れてても感じ合える　誰より傍にいる

(かけあしでいくひびふたりはときをとめたまま)

駆け足で行く日々　二人は時を止めたまま

(ねえあのときだれかがちょっとちゃかしたことばにいまでもてれてしまうよ)

ねえ　あの時誰かがちょっと茶化した言葉に　今でも照れてしまうよ

(ほんとはきっともっとはやくきづければそんなふあんなおもいを)

ホントはきっともっと早く気付ければ　そんな不安な想いを

(させたりしなかったごめんね)

させたりしなかった　ごめんね

(そとはまだいきかうひとのこえとはいいろのまくがおおうせいざ)

外はまだ行き交う人の声と灰色のまくが覆う星座

(こんなとこにいたってなにになるのとまたみらいをせめる)

「こんなトコにいたって何になるの？」とまた未来を責める

(きみがおしたこのせなかにどんなゆめたくしてるんだろう)

君が押したこの背中にどんな夢託してるんだろう

(かさねあうおもいだけがあすをみつけられる)

重ね合う想いだけが明日を見つけられる

(はなれててもわかりあえるそれだけつよくなる)

離れてても分かり合える　それだけ強くなる

(もうすぐよがあけるぼくももうあるきださなきゃ)

もうすぐ夜が明ける　僕ももう歩き出さなきゃ

(かたちのないものしんじてるぼくらは)

カタチのないもの信じてる　僕らは

(こんなにりあるなせかいだからそっとそっとするーしてく)

こんなにリアルな世界　だから　そっとそっと　スルーしてく

(だれもしらないしらなくていいこのせかいもきづいていない)

誰も知らない　知らなくていい　この世界も気付いていない

(つなぎあうふたりだけでみてたゆめをあいを)

繋ぎ合う二人だけで　見てた夢を　愛を

(はなれててもかんじあえるだれよりそばにいる)

離れてても感じ合える　誰より傍にいる

(かけあしでいくひびふたりはすすみはじめた)

駆け足で行く日々　二人は進み始めた