真夏の通り雨<宇多田ヒカル>
3年前に亡くなったお母さんへの歌。
宇多田さんの悲しみや苦しさが痛切に伝わってきます。
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歌詞(問題文)
(ゆめのとちゅうでめをさまし)
夢の途中で目を覚まし
(まぶたとじてももどれない)
瞼閉じても戻れない
(さっきまでせんめいだったせかいもうまぼろし)
さっきまで鮮明だった世界もう幻
(あせばんだわたしをそっとだきよせて)
汗ばんだ私をそっと抱き寄せて
(たくさんのはじめてをふかくきざんだ)
たくさんの初めてを深く刻んだ
(ゆれるわかばにてをのばし)
揺れる若葉に手を伸ばし
(あなたにおもいはせるとき)
あなたに思い馳せる時
(いつになったらかなしくなくなる)
いつになったら悲しくなくなる
(おしえてほしい)
教えてほしい
(きょうわたしはひとりじゃないし)
今日私は一人じゃないし
(それなりにしあわせで)
それなりに幸せで
(これでいいんだといいきかせてるけど)
これでいいんだと言い聞かせてるけど
(かてぬいくさにいききらし)
勝てぬ戦に息切らし
(あなたにみをこがしたひび)
あなたに身を焦がした日々
(わすれちゃったらわたしじゃなくなる)
忘れちゃったら私じゃなくなる
(おしえてただしいさよならのしかたを)
教えて正しいサヨナラの仕方を
(だれかにてをのばし)
誰かに手を伸ばし
(あなたにおもいはせるとき)
あなたに思い馳せる時
(いまあなたにききたいことがいっぱい)
今あなたに聞きたいことがいっぱい
(あふれてあふれて)
溢れて溢れて
(きぎがめぶくつきひめぐる)
木々が芽吹く月日巡る
(かわらないきもちをつたえたい)
変わらない気持ちを伝えたい
(じゆうになるじゆうがある)
自由になる自由がある
(たちつくすみおくりびとのかげ)
立ち尽くす見送りびとの影
(おもいでたちがふいにわたしを)
思い出たちがふいに私を
(らんぼうにつかんではなさない)
乱暴に掴んで離さない
(あいしてますなおもふかく)
愛してます尚も深く
(ふりやまぬまなつのとおりあめ)
降り止まぬ真夏の通り雨
(ゆめのとちゅうでめをさまし)
夢の途中で目を覚まし
(まぶたとじてももどれない)
瞼閉じても戻れない
(さっきまであなたがいたみらい)
さっきまであなたがいた未来
(たずねてあしたへ)
たずねて明日へ
(ずっとやまないやまないあめに)
ずっと止まない止まない雨に
(ずっといえないいえないかわき)
ずっと癒えない癒えない渇き