バッドエンドの映画は嫌いなんだ

(きみたちとのたびはここでおわり)

君たちとの旅はここで終わり

(もうせおえなくなってしまったんだ)

もう背負えなくなってしまったんだ

(いままでありがとうわすれないよきっと)

今までありがとう　忘れないよきっと

(さぁきしゃのじかんださよなら)

さぁ汽車の時間だ　「さよなら」

(なんていえるわけないか)

なんて言えるわけないか

(ぼくのゆめはぼくたちのゆめになって)

僕の夢は僕たちの夢になって

(おおきくなっておもくなっていく)

大きくなって重くなっていく

(いっそやぶってまるめてなげたっていい)

いっそ破って丸めて投げたっていい

(どうせなにもかわんないさだれもなにもおもわないさ)

どうせ何も変わんないさ　誰も何も思わないさ

(おもわないさ)

思わないさ

(くやしかったたのしかったかなしかったうれしかった)

悔しかった　楽しかった　悲しかった　嬉しかった

(それらをあつめてえがいてつくりあげたきみたちだ)

それらを集めて描いて作り上げた君たちだ

(ずっときらいだったすきだったつたえたいことがあった)

ずっと嫌いだった　好きだった　伝えたいことがあった

(だからけずりとりきざんでかたをくんだぼくたちだ)

だから削り取り　刻んで　肩を組んだ僕たちだ

(ねぇもしもいまこのたびをおえてしまったら)

ねぇ　もしも今この旅を終えてしまったら

(ただのばっどえんどのすとーりーに)

ただのバッドエンドのストーリーに

(ゆるしてくれるかな？おこるだろうな)

許してくれるかな？　怒るだろうな

(だってきみたちはあのときの)

だって君たちは　あの時の

(なんていわなくてもわかるか)

なんて言わなくてもわかるか

(ぼくのたびはぼくたちのたびになった)

僕の旅は僕たちの旅になった

(もくてきちなんてきまってなくても)

目的地なんて決まってなくても

(それでよかったんだいつもわらえてたんだ)

それで良かったんだ　いつも笑えてたんだ

(あぁしたいこうしたいって)

あぁしたいこうしたいって

(あしたのことなんてわすれて)

明日のことなんて忘れて

(ねぇいまたっているばしょはどんなところか)

ねぇ　今立っている場所はどんなところか

(どんなけしきがみえるんだろうか)

どんな景色が見えるんだろうか

(ごーるははるかとおくでもすたーとちてんのはるかぜんぽう)

ゴールは遥か遠くでもスタート地点の遥か前方

(さいこうははるかじょうくうでもさいていをしたにみながら)

"最高"は遥か上空　でも"最低"を下に見ながら

(りそうはみつかりそう？もうすこしあるけそう？)

理想は見つかりそう？　もう少し歩けそう？

(すこしやすんだらさぁしゅっぱつしよう)

少し休んだら　さぁ出発しよう

(きみたちとのたびはここでおわり)

君たちとの旅はここで終わり

(もうせおえなくなってしまったんだ)

もう背負えなくなってしまったんだ

(いままでありがとうわすれないよきっと)

今までありがとう　忘れないよきっと

(さぁきしゃのじかんださよなら)

さぁ汽車の時間だ　「さよなら」

(なんておもっただけだよ)

なんて思っただけだよ（笑）

(けせるわけないさしゅうちゃくちてんがいつかめのまえにあって)

消せるわけないさ　終着地点がいつか目の前にあって

(ぜんいんでせーのってせんをふむ)

全員でせーのって線を踏む

(だからもういちどぼくといっしょにたびをしてくれないか？)

だからもう一度僕と一緒に　旅をしてくれないか？

(きみたちとおなじさいやおなじだといいな)

君たちと同じさ　いや　同じだといいな

(ばっどえんどのえいがはそう)

バッドエンドの映画は　そう

(きらいなんだ)

嫌いなんだ

(きらいなんだそんなえいがのしゅじんこうにしたくないんだ)

嫌いなんだ　そんな映画の主人公にしたくないんだ