オレンジサイダー

(ちいさなきせきをねがってさわいだむれにのって)

小さな奇跡を願って　騒いだ群れに乗って

(ゆかたにかくしたこどうしずかにひびかせてる)

浴衣に隠した鼓動　静かに響かせてる

(すこしまえあるいてくきみへのわずかないっぽがはてしなくとおくて)

少し前　歩いてく　キミへのわずかな一歩が　果てしなく遠くて

(わたしをよぶそのこえもむなしく)

私を呼ぶ　その声も虚しく

(きみのとなりはいつもあのこのとくとうせき)

君の隣は　いつもあの子の特等席

(だいたんにそまったはーとはおれんじさいだーていすと)

大胆に染まったハートは　オレンジサイダーテイスト

(いそいでのみこむことばぜんぶはじけとんでった)

急いで飲み込む言葉全部　弾け飛んでった

(なついろのそらにさきだしたはなびはそっと)

夏色の空に咲きだした　花火はそっと

(よりそうふたつのかげをてらした)

寄り添う二つの影を照らした

(かなわないｗｉｓｈ)

かなわないWISH

(かかえたきたいをけしてやりすごすときかぎって)

抱えた期待を消して　やり過ごす時　限って

(おとずれるきみとふたりきりほらねきみはずるい)

訪れる君と二人きり　ほらね、キミはズルイ

(ふだんはきにもとめないくせにだれにもきづけないわたしのよわきをあてるんだ)

普段は気にも止めないくせに　誰にも気づけない私の弱気を当てるんだ

(ひえかけてたこころにひともした)

冷えかけてた　ココロに火灯した

(このままきみをわすれられなくてもしらないから)

このままキミを忘れられなくても　知らないから

(あいまいにぶらさがってたわたしにたっちして)

曖昧にぶら下がってた私にタッチして

(やさしくおさえてたきもちまたかそくさせてった)

優しく抑えてた　キモチまた加速させてった

(くらやみがふたりをつつんでいまだけちょっと)

暗闇が二人を包んで　今だけちょっと

(つよがるわたしをすなおにしてるんだ)

強がる私を素直にしてるんだ

(いつまでものこったまんまのおれんじさいだーていすと)

いつまでも残ったまんまの　オレンジサイダーテイスト

(むいしきにいつでもきみのぜんぶおもいだすから)

無意識にいつでも　キミの全部思い出すから

(なついろのそらうめつくしたはなびにそっと)

夏色の空埋め尽くした　花火にそっと

(よりそうふたつのかげにねがいをかさねて)

寄り添う二つの影に願いを重ねて

(らいねんきみのとなりでかなえたいｗｉｓｈ)

来年キミの隣で…　叶えたいWISH