紫陽花カレイドスコープ

(あじさいのはながさいているのよ)

紫陽花の花が咲いているのよ

(あなたのいえにいくみちのとちゅう)

あなたの家に行く道の途中

(あおむらさきとあかむらさきがいろとりどりに)

青紫と赤紫が色とりどりに

(わらってるみたいね)

笑ってるみたいね

(あめあがりにはいた)

雨上がりに履いた

(はじめてはいた)

初めて履いた

(あたらしいくつでかろやかなすてっぷ)

新しい靴で軽やかなステップ

(かろやかにすてっぷ)

軽やかにステップ

(だいすきだっておもいを)

「大好き」だって想いを

(そんなおもいを)

そんな想いを

(むねいっぱいにたばねて)

胸いっぱいに束ねて

(あなたをたずねるの)

あなたを訪ねるの

(くちぶえをふきながら)

口笛を吹きながら

(こいのはじまりをめろでぃーにのせて)

恋の始まりをメロディーに乗せて

(ときめきがらヴそんぐになる)

ときめきがラヴソングになる

(まるでかれいどすこーぷのなかを)

まるで万華鏡（カレイドスコープ）の中を

(あるいているきぶんだわ)

歩いている気分だわ

(あじさいのはなはあなたとわたし)

紫陽花の花はあなたと私

(たくさんのことかさねていくのよ)

たくさんの出来事（こと）重ねていくのよ

(あめがふってもくもりぞらでも)

雨が降っても曇り空でも

(いっしょにいれたらいろをなくさない)

一緒にいれたら色彩（いろ）を失くさない

(ひとりきりでいるのが)

ひとりきりでいるのが

(ひとりぼっちが)

ひとりぼっちが

(すきだってずっとおもってたけど)

好きだってずっと思ってたけど

(そうおもってた)

そう思ってた

(あなたがいないとなにかが)

あなたがいないと何かが

(ちょっとなにかが)

ちょっと何かが

(たりないようでふあんよ)

足りないようで不安よ

(さかみちいそぎあし)

坂道急ぎ足

(ほうせきをもらうより)

宝石をもらうより

(うれしかったのあなたのへやのかぎ)

嬉しかったのあなたの部屋の合鍵（かぎ）

(てのひらににぎりしめてわたし)

掌に握りしめて私

(まるでかれいどすこーぷのいりぐち)

まるで万華鏡（カレイドスコープ）の入り口

(とうちゃくしたきぶんだわ)

到着した気分だわ

(どあをあけたしゅんかんに)

ドアを開けた瞬間に

(あなたはどんなかおをするのでしょう？)

あなたはどんな顔をするのでしょう？

(すこしだけくちびるを)

少しだけくちびるを

(うえにあげてはずかしがるかな？)

上にあげて恥ずかしがるかな？

(あじさいのはなびらを)

紫陽花の花びらを

(かれいどすこーぷでのぞいてみたら)

万華鏡（カレイドスコープ）で覗いてみたら

(くるくるとしあわせがおどる)

クルクルと幸せが躍る

(すきになってくれてありがとう)

好きになってくれてありがとう

(くちぶえをふきながら)

口笛を吹きながら

(こいのはじまりをめろでぃーにのせて)

恋の始まりをメロディーに乗せて

(ときめきがらヴそんぐになる)

ときめきがラヴソングになる

(まるでかれいどすこーぷのなかを)

まるで万華鏡（カレイドスコープ）の中を

(あるいているきぶんだわ)

歩いている気分だわ