short hair

(こころのてんじょうのぼってったふうせんがわれた)

心の天井のぼってった風船がわれた

(あかいかけらがゆっくりおちてくるよゆらり)

赤いかけらがゆっくり落ちてくるよゆらり

(たくさんうしなうはなもかれてゆく)

たくさん失う花もかれてゆく

(それでもぼくは、きみをまってる)

それでも僕は、君を待ってる

(あせばむきせつじもとのどてでみるゆうひ)

汗ばむ季節地元の土手で見る夕日

(すずしいかぜがぼくらをとかしてくよさらり)

涼しい風が僕らを梳かしてくよさらり

(りゆうのりゆうさがせばいくらでもあるよ)

理由の理由さがせばいくらでもあるよ

(でもいえなくてふぁいんだーごしにわらいかけたんだ)

でも言えなくてファインダー越しに笑いかけたんだ

(たくさんうしなういろもあせてゆく)

たくさん失う色もあせてゆく

(それでもぼくは、きみをまってる)

それでも僕は、君を待ってる

(ぼくはいまぼくのことだけぼくがいまぼくのことだけ)

僕はいま僕のことだけ僕がいま僕のことだけ

(かんがえられればきっときずつかないのに)

考えられればきっと傷つかないのに

(なぜだろうきみのことだけうかぶのはきみのことだけ)

なぜだろう君のことだけ浮かぶのは君のことだけ

(よびとめてふりむいたきみのひとみにおもわずだきしめそうになった)

呼び止めて振り向いた君の瞳に思わず抱きしめそうになった

(かわりつづけるきみを、かわらずみていたいよ)

変わり続ける君を、変わらず見ていたいよ

(たくさんうしなうときがながれゆく)

たくさん失う時がながれゆく

(それでもぼくは、きみをまってる)

それでも僕は、君を待ってる

(ぼくはいまきみのことだけぼくはいまきみのことだけ)

僕はいま君のことだけ僕はいま君のことだけ

(たいせつなものだけがたいせつならいいのに)

大切なものだけが大切ならいいのに

(なぜだろうきみのことだけうかぶのはきみのことだけ)

なぜだろう君のことだけ浮かぶのは君のことだけ

(きみのみじかいかみがゆれてかくれたよこがおひょうじょう)

君の短い髪が揺れて隠れた横顔表情

(ぼくはいまぼくのことだけぼくがいまぼくのことだけ)

僕はいま僕のことだけ僕がいま僕のことだけ

(かんがえられればきっと、それでおわるのに)

考えられればきっと、それで終わるのに

(なぜだろうきみのことだけうかぶのはきみのことだけ)

なぜだろう君のことだけ浮かぶのは君のことだけ

(きみのみじかいかみにふれてきづいたきもちがすべてだったあのひのこと)

君の短い髪に触れて気付いた気持ちがすべてだったあの日のこと