学問のすゝめ - 福澤諭吉 -

ここでは最も有名な一節をタイピングの教材としています。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | R-iPad- | 6880 | 中等部長級 | 7.1 | 95.7% | 101.3 | 729 | 32 | 11 | 2025/06/28 |
2 | R | 6815 | 中等部長級 | 7.0 | 96.3% | 100.5 | 712 | 27 | 11 | 2025/06/25 |
3 | M | 6637 | 中等部長級 | 6.8 | 96.3% | 103.2 | 712 | 27 | 11 | 2025/06/21 |
4 | m | 6401 | 主事級 | 6.6 | 96.3% | 107.0 | 712 | 27 | 11 | 2025/06/25 |
5 | M | 5818 | 教諭級 | 5.9 | 98.0% | 119.8 | 711 | 14 | 11 | 2025/06/19 |
関連タイピング
問題文
(「てんはひとのうえにひとをつくらずひとのしたにひとをつくらず」といえり。)
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と云えり。
(さればてんよりひとをしょうずるには、ばんにんはばんにんみなおなじくらいにして、)
されば天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、
(うまれながらきせんじょうげのさべつなく、ばんぶつのれいたるみとこころとのはたらきをもって)
生まれながら貴賤上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって
(てんちのあいだにあるよろずのものをとり、もっていしょくじゅうのようをたっし、じゆうじざい、)
天地の間にあるよろずの物を資り、もって衣食住の用を達し、自由自在、
(たがいにひとのさまたげをなさずしておのおのあんらくにこのよをわたらしめたまうのしゅいなり。)
互いに人の妨げをなさずしておのおの安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。
(されどもいま、ひろくこのにんげんせかいをみわたすに、かしこきひとあり、)
されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、
(おろかなるひとあり、まずしきもあり、とめるもあり、きじんもあり、げにんもありて、)
おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、
(そのありさま、くもとどろとのそういあるににたるはなんぞや。)
その有様、雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。
(そのしだいはなはだあきらかなり。)
その次第はなはだ明らかなり。
(じつごきょうに「ひとまなばざればちなし、ちなきものはぐじんなり」とあり。)
実語教に「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。
(さればけんじんとぐじんとのべつはまなぶとまなばざるとによりていでくるものなり。)
されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとに由て出来るものなり。