出ていったあいつ

(きみがいたぺーじをめくる)

君がいたページをめくる

(からふるなおもいでが)

カラフルな思い出が

(なさけないぼくの)

情けない僕の

(ほほをつたっていく)

頬をつたっていく

(りふじんなきもちいだいて)

理不尽な気持ち抱いて

(きょうもあるいてるけど)

今日も歩いてるけど

(そのほはばはとめどなく)

その歩幅は止めどなく

(あのころにむかっている)

あの頃に向かっている

(こわしたあのえがおがみえる)

壊したあの笑顔が見える

(とぎれたあのじかんがみえる)

途切れたあの時間が見える

(きっといつまでだって)

きっといつまでだって

(こころにあるきみのへや)

心にある君の部屋

(だれもすむことなんて)

誰も住むことなんて

(できやしないんだから)

できやしないんだから

(いまもういちどだけ)

今もう一度だけ

(ここにきててをつないで)

ここにきて手をつないで

(あたらしいかぐをぜんぶ)

新しい家具を全部

(ふたりでかいにでかけよう)

二人で買いに出かけよう

(こわしたあのえがおがみえる)

壊したあの笑顔が見える

(とぎれたあのじかんがみえる)

途切れたあの時間が見える

(きっといつだって)

きっといつだって

(きみのねがいかなえるから)

君の願い叶えるから

(みたこともないぐらい)

見たこともないぐらい

(やさしいぼくをみせるから)

優しい僕を見せるから

(いまもういちどだけ)

今もう一度だけ

(むかしとじためをひらいて)

昔閉じた目を開いて

(せいいっぱいのあいでかたる)

精一杯の愛で語る

(ぼくのすがたみてくれるかな)

僕の姿見てくれるかな

(きっといつまでだって)

きっといつまでだって

(こころにあるきみのへや)

心にある君の部屋

(だれもすむことなんて)

誰も住むことなんて

(できやしないんだから)

できやしないんだから

(いまもういちどだけ)

今もう一度だけ

(ここにきててをつなごう)

ここにきて手をつなごう

(あたらしいかぐをぜんぶ)

新しい家具を全部

(ふたりでかいにでかけよう)

二人で買いに出かけよう

(きみにとどけあいを)

君に届け愛を

(ぼくのめめしいこのおもいを)

僕の女々しいこの想いを

(もういちどだけそのかみを)

もう一度だけその髪を

(ぼくのてにつつむそのときを)

僕の手に包むその時を

(そのときを)

その時を

(かなわないと)

叶わないと

(わかっている)

わかっている

(そのときを)

その時を