十一話「集結」

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投稿者投稿者宮本 五郎いいね0お気に入り登録
プレイ回数4難易度(4.4) 3261打 長文 長文モードのみ
「奴が…ボス?!」
登場人物

銃使い  銃を使う。弾数無限。敵には容赦なし。
黒騎士  刀を使う。一度死んでいたが、地獄から復活した。
コピー君 人をコピーする能力。真っ黒の丸い顔面。
ボス   冷酷な人。黒幕。
王の側近 ゾンビ。作中では「アイコンゾンビ」と呼ばれている。
帽子君  黒い帽子をかぶった人。強烈な殴りで攻撃。

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問題文

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(ししゃのとうのまえでくろきしとじゅうつかいがなにかはなしていた)

死者の塔の前で黒騎士と銃使いが何か話していた。

(いっかいからあぶないだろうとおもってとあるどうぐをもってきたくろきしがいう)

「一階から危ないだろうと思ってとある道具を持ってきた」黒騎士が言う。

(そのどうぐはいったいなんですかじゅうつかいがききかえした)

「その道具はいったい何ですか」銃使いが聞き返した。

(それはなこのとくべつなふっくだ)

「それはなこの特別なフックだ」

(あにめとかであるささったばしょまでいけるふっくだくろきしがつけたした)

「アニメとかである刺さった場所まで行けるフックだ」黒騎士が付け足した。

(いやでもといったところでくろきしがさえぎった)

「いや、でも」と言ったところで黒騎士が遮った。

(だいじょうぶだおれにつかまっておけばいいするとくろきしはふっくを)

「大丈夫だ。俺に掴まっておけばいい」すると黒騎士はフックを

(さんかいのまどにつきさしたじゅうつかいはあわててつかまる)

三階の窓に突き刺した。銃使いは慌てて掴まる。

(そのしゅんかんくろきしとじゅうつかいはまどがらすをつきやぶりさんかいのへやにはいっていった)

その瞬間黒騎士と銃使いは窓ガラスを突き破り、三階の部屋に入っていった。

(めをあけるとめのまえにいたのはくろきしではなくおおきなきだった)

目を開けると目の前にいたのは黒騎士ではなく大きな樹だった。

(きはくちをおおきくあけてじゅうつかいをすいこんだ)

樹は口を大きく開けて銃使いを吸い込んだ。

(かたいじめんにおちたせなかがいたいうしろからなにかがきている)

硬い地面に落ちた。背中が痛い。後ろから何かが来ている。

(じゅうつかいはすぐにたちあがりうったきていたやつはぶったおれた)

銃使いはすぐに立ち上がり、撃った。来ていたやつはぶっ倒れた。

(したいをみてわかったこいつはぞんびだ)

死体を見て解った。(こいつはゾンビだ!)

(まわりにはさんぐらすをかけたひとやいっぱんじんがくいちらかされていた)

周りにはサングラスをかけた人や一般人が食い散らかされていた。

(たくさんのへやがあるじゅうつかいはそのなかからおうのへやへとはいっていった)

沢山の部屋がある。銃使いはその中から王の部屋へと入っていった。

(おうのへやにはいるとらいんのしょきあいこんのようなぞんびと)

王の部屋に入ると、ラインの初期アイコンのようなゾンビと

(ひとつめのやまもりのへどろにあかいめがひとつついたぞんびがいた)

一つ目の山盛りのヘドロに赤い目が一つ付いたゾンビが居た。

(へどろのほうはめがあったしゅんかんじめんにすいこまれきえていった)

ヘドロのほうは目が合った瞬間地面に吸い込まれ、消えていった。

(あいこんぞんびがなにかいうおういったいどこへ)

アイコンゾンビが何か言う「王!一体どこへ?」

など

(あいこんぞんびはすぐにまたいったああそういうことですか)

アイコンゾンビはすぐにまた言った「ああ、そういうことですか。」

(こいつはおまえでじゅうぶんだということですね)

「『こいつはお前で十分だ』ということですね」

(さておまえはきてはいけないばしょへきたようだな)

「さて、お前は来てはいけない場所へ来たようだな。」

(われらがぞんびきちにはいるとはおろかなやつだ)

「我らが『ゾンビ基地』に入るとは愚かな奴だ」

(もうちょっといいなまえなかったのかじゅうつかいがいったすると)

「もうちょっといい名前なかったのか?」銃使いが言った。すると

(せんてひっしょうといってあいこんぞんびはびーむをだした)

「先手必勝!」と言ってアイコンゾンビはビームを出した。

(じゅうつかいはびーむをかわしたじゅうつかいがびーむがとんでいったほうをみると)

銃使いはビームを躱した。銃使いがビームが飛んで行ったほうを見ると、

(にんげんのしたいにあたったたちまちあたったしたいはみどりくなってぞんびとなった)

人間の死体に当たった。たちまち当たった死体は緑くなってゾンビとなった。

(あたったらしじゅうつかいののうないでそのことばがうずまいた)

(当たったら死…)銃使いの脳内でその言葉が渦巻いた。

(じゅうつかいはあいこんぞんびのびーむがでたあたりにじゅうをうった)

銃使いはアイコンゾンビのビームが出たあたりに銃を撃った。

(そのたまはきれいにかおにhitしたかきん)

その弾は綺麗に顔にHITした。「カキン」

(あいこんぞんびはなにかをわめきはじめたげれつなげれつなとれんこしている)

アイコンゾンビは何かを喚き始めた。「下劣な!下劣な!」と連呼している。

(げれつなのはいったいどっちなんだといってじゅうつかいはうった)

「下劣なのは一体どっちなんだ?」と言って銃使いは撃った。

(たまはもういちどおなじばしょにあたりあいこんぞんびのあたまがおちた)

弾はもう一度同じ場所に当たり、アイコンゾンビの頭が落ちた。

(じゅうつかいはでぐちをさがすためとびらをあけた)

銃使いは出口を探すため、扉を開けた。

(さきにいたのはくろいぼやけたたまだったしろいくちとめがある)

先にいたのは黒いぼやけた球だった。白い口と目がある。

(こんにちわここはきちゃいけないよ)

「こんにちわ。ここは来ちゃいけないヨ」

(でぐちはどこだじゅうつかいがたずねるとやつはいった)

「出口はどこだ?」銃使いが訊ねると奴は言った。

(おぢさんおたおしてみたらわかるかもね)

「おぢさんお倒してみたらわかるかもネ」

(そうかいじゅうつかいはせんとうたいせいをとったするとやつはまったをかけていった)

「そうかい」銃使いは戦闘態勢をとった。すると奴は待ったをかけていった。

(ちなみにおぢさんはこぴーくんっていうんだ)

「因みにおぢさんは『コピー君』っていうんダ★」

(じゅうつかいはなにもいわずにじゅうをうった)

銃使いは何も言わずに銃を撃った。

(こぴーくんはきいていないようすでなんだかかたちがかわってきている)

コピー君は聞いていない様子で、なんだか形が変わってきている。

(すがたがかわったなんとこぴーくんはじゅうつかいのすがたになっていた)

姿が変わった。なんとコピー君は銃使いの姿になっていた。

(じゅうつかいはかまわずじゅうをうったつぎはちゃんときいたようでこぴーくんは)

銃使いは構わず銃を撃った。次はちゃんと効いたようでコピー君は

(あたったところからしゅっけつしただがやつもまけていなくうちかえした)

当たったところから出血した。だが奴も負けていなく、撃ち返した。

(こぴーきみのじゅうだんはじゅうつかいのさわんのひじあたりにあたった)

コピー君の銃弾は銃使いの左腕の肘辺りに当たった。

(じゅうつかいはそれでもじゅうをおろさないにはつうった)

銃使いはそれでも銃を下ろさない。二発撃った。

(たまはにはつともこぴーきみののうてんにあたっただがまだちょくりつしている)

弾は二発ともコピー君の脳天に当たった。だがまだ直立している。

(するとこぴーくんはまたさいしょのすがたへもどったくちをおおきくあけている)

するとコピー君はまた最初の姿へ戻った。口を大きく開けている。

(つぎのしゅんかんこぴーきみのくちからくろいもやがとんできた)

次の瞬間コピー君の口から黒い靄が飛んできた。

(もやはじゅうつかいのむねのあたりにあたっためのまえがぼやける)

靄は銃使いの胸のあたりに当たった。目の前がぼやける。

(なぜだまだおおきなきずはおっていないはず)

(何故だ、まだ大きな傷は負っていないは…ず)

(じゅうつかいはひざたちできぜつしたこぴーくんはにやにやしている)

銃使いは膝立ちで気絶した。コピー君はニヤニヤしている。

(じゃあねおばかちゃんこぴーくんがとどめをさそうとしたとき)

「じゃあねおバカちゃん」コピー君がとどめを刺そうとしたとき、

(こぴーくんがまっふたつにわれたうえからだれかがおりてくる)

コピー君が真っ二つに割れた。上から誰かが下りてくる。

(こぴーくんはそくしだったくろいもやのからだはうすくなってきえちった)

コピー君は即死だった。黒い靄の体は薄くなって消え散った。

(きったものはくろとしろがたてはんぶんになっているぼうにんげんだった)

斬った者は黒と白が縦半分になっている棒人間だった。

(こいつのたましいはつかえそうにないなくろとしろのやつがぼそりといった)

「こいつの魂は使えそうにないな。」黒と白の奴がボソリと言った。

(けどここにたましいがあったなくろとしろのやつはじゅうつかいをみていった)

けどここに魂があったな」黒と白の奴は銃使いを見ていった。

(そのときじゅうつかいのうしろのとびらがあいたまった)

その時、銃使いの後ろの扉が開いた。「待った!」

(そこにいたのはくろきしとぼうしくんだったいきなりだが)

そこにいたのは黒騎士と帽子君だった。「いきなりだが、

(せんのうをしたのはおまえかくろきしがたずねたくろとしろはこうかえした)

洗脳をしたのはお前か?」黒騎士が訊ねた。黒と白はこう返した

(りすくはおかさないしゅぎなんでねぼすはきえていった)

「リスクは冒さない主義なんでね。」ボスは消えていった。

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