十四話「太陽と月」

帽子君 四角い帽子をかぶった人で、殴りが強い。
月 小さな星を降らせる能力者。
太陽 体の周りの針を発射する能力者。
黒騎士 黒い顔をした騎士。頭がきれる。
銃使い その名の通り銃を使うキャラ。基地でコピー君と戦った。
超人 波動使い。数々の敵を薙ぎ倒してきて、現在六階。
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問題文
(じくうをきりさきさんにんのおとこがでてきたくろきしじゅうつかいぼうしくんだ)
時空を切り裂き、三人の男が出てきた。黒騎士、銃使い、帽子君だ。
(でたはいいもののこれからどこへいくんですかじゅうつかいがたずねた)
「出たはいいものの、これからどこへ行くんですか?」銃使いが訊ねた。
(こじんてきにはななめせんのおとこをさがすべきだとおもうがぼうしくんがこたえた)
「個人的には斜め線の男を捜すべきだと思うが?」帽子君が答えた。
(そのしゅんかんたてにならんでいたじゅうつかいとさいこうびのぼうしくんのあいだにかべがでてきた)
その瞬間、縦に並んでいた銃使いと最後尾の帽子君の間に壁が出てきた。
(ゆかがあがりだしぼうしくんはむりやりえれべーたーでのぼっていった)
床が上がりだし、帽子君は無理やりエレベーターで昇って行った。
(ついたのはななかいだったにんげんさいずのたいようとつきがちゅうにういている)
着いたのは七階だった。人間サイズの太陽と月が宙に浮いている。
(ほうまさかななかいまでとうたつするものがいるとはぼすさまもおどろくだろう)
「ほう…まさか七階まで到達するものがいるとは。ボス様も驚くだろう」
(くちだけがついていてまわりにはりがまわっているたいようがいった)
口だけがついていて、周りに針が回っている太陽が言った。
(ぎゃくにつきはくちがないかわりにめがあるみっかげつのようなかたちだ)
逆に月は口がない代わりに目がある。三日月のような形だ。
(まあよいわれらのにんむはむせんのうしゃをたたきつぶすことだからな)
「まあ良い。我らの任務は無洗脳者を叩き潰すことだからな」
(いいおわったとたんたいようはまわりのはりをいっぽんこちらにはっしゃした)
言い終わった途端、太陽は周りの針を一本こちらに発射した。
(ぼうしくんはそこそこのどうたいしりょくではりがぼうしにかするぐらいですんだ)
帽子君はそこそこの動体視力で針が帽子に掠るぐらいで済んだ。
(ぼうしくんはぼうぎょにてっしたほうがよかったんじゃないのかといってたいようをしたから)
帽子君は「防御に徹したほうが良かったんじゃないのか」と言って太陽を下から
(なぐったするとたいようはいそいでじめんへしずんでいった)
殴った。すると太陽は急いで地面へ沈んでいった。
(だがそれといれかわりでつきがのぼってきたしゅういがすこしくらくなる)
だがそれと入れ替わりで月が昇ってきた。周囲が少し暗くなる。
(つきはぎょろっとしためでぼうしくんをにらんだするとへやにほしがあらわれはじめた)
月はギョロッとした目で帽子君を睨んだ。すると部屋に星が現れ始めた。
(あらわれたほしはぼうしくんにむかってながれてきてぼうしくんのみぎうでとみぎあしをすこしえぐった)
現れた星は帽子君に向かって流れてきて、帽子君の右腕と右足を少し抉った。
(ぼうしくんはたちどまったらまけだといいきかせつきのかおをけった)
帽子君は立ち止まったら負けだと言い聞かせ、月の顔を蹴った。
(つきはめをみひらいたがそれほどいたそうではなかった)
月は目を見開いたがそれほど痛そうではなかった。
(そんなもんだろうおれはなぐりせんもんだからなぼうしくんはかんがえていた)
(そんなもんだろう。俺は殴り専門だからな。)帽子君は考えていた。
(けりをくらったつきはへやのひだりへといきみぎからたいようがふたたびのぼってきた)
蹴りを喰らった月は部屋の左へと行き、右から太陽が再び昇ってきた。
(ひゃっはーひのでだこらぁたいようがおおきなこえをだした)
「ヒャッハー!日の出だコラぁ!」太陽が大きな声を出した。
(ぼうしくんはとりあえずつきのましょうめんにじゃんぷしたこぶしとつきがぴかりとひかった)
帽子君は取り敢えず月の真正面にジャンプした。拳と月がピカリと光った。
(ねらいはめぼうしくんはきょうれつないちげきをつきのめにあてた)
(狙いは目…)帽子君は強烈な一撃を月の目に当てた。
(つきはめがつぶれすぐにくしゃくしゃにまるまってしょうめつした)
月は目がつぶれ、すぐにクシャクシャに丸まって消滅した。
(するとうしろからこえがきこえてきたつきなかまとしてはずかしいよ)
すると後ろから声が聞こえてきた。「月…仲間として恥ずかしいよ」
(きみのようなぜいじゃくなやつはほろんでいしまってよいとおもうねたいようがいった)
「君のような脆弱な奴は滅んでいしまってよいと思うね」太陽が言った。
(おまえなかなかのくずだなにんげんなんかにいわれたくないね)
「お前…中々のクズだな」「人間なんかに言われたくないね」
(たいようがさんぼんのはりをこちらにむけたくたばれやさんぼんのはりがはっしゃされた)
太陽が三本の針をこちらに向けた。「くたばれや!」三本の針が発射された。
(さいしょにとんできたはりはぼうしくんがこぶしではじきかえした)
最初に飛んできた針は帽子君が拳ではじき返した。
(だがにほんのはりはぼうしくんのひだりあしをかんつうしたとてつもないいたみがぼうしくんをおそう)
だが二本の針は帽子君の左足を貫通した。とてつもない痛みが帽子君を襲う。
(どれだけぬこうとしてもはりがゆかまでささっていてぬけない)
どれだけ抜こうとしても針が床まで刺さっていて抜けない。
(するとじゃばいばーいたいようがなんぼんかのはりをこちらにむけていった)
すると「じゃ、バイバーイ」太陽が何本かの針をこちらに向けて言った。
(つぎのしゅんかんごすっというにぶいおととともにたいようがふっとんでいった)
次の瞬間「ゴスッ」という鈍い音と共に太陽が吹っ飛んで行った。
(たいようはまどがらすをわってななかいからてんらくしていった)
太陽は窓ガラスを割って、七階から転落していった。
(ぼうしくんはたすけてくれたひとのほうをみたしゃせんのはいったかおのぼうにんげんだ)
帽子君は助けてくれた人のほうを見た。斜線の入った顔の棒人間だ。
(おまえあのときのやつかああちょうじんがしずんだこえでいった)
「お前、あの時の奴か!」「ああ。」超人が沈んだ声で言った。
(ぼうしくんがささっているにほんのはりをぬいたいてえぇ)
帽子君が刺さっている二本の針を抜いた。(痛えぇ)
(なぁかいふくじゅもんはできるかこのあしをなおしてほしいのだが)
「なぁ回復呪文は出来るか?この足を直してほしいのだが」
(できるじゃあたのむぞちょうじんがぼうしくんのあしにふれてなおしはじめた)
「出来る」「じゃあ頼むぞ」超人が帽子君の脚に触れて、直し始めた。
(おまえのことちょうじんってよんでもいいかぼうしくんがとっぴょうしもなくいいだした)
「…お前のこと超人って呼んでもいいか?」帽子君が突拍子もなく言い出した。
(ちょうじんはすこしおどろいたようなかおをしてかってにしろとしずかにいった)
超人は少し驚いたような顔をして、「勝手にしろ」と静かに言った。
(そのころろくかいではくろきしとじゅうつかいがはなしあっていた)
その頃六階では黒騎士と銃使いが話し合っていた。
(さきにすすむしかないだいいちぼうしのおとこはしぬようなやつじゃない)
「先に進むしかない、第一帽子の男は死ぬような奴じゃない」
(ぼくはえれべーたーにのってえんぐんにいくべきだとおもいます)
「僕はエレベーターに乗って援軍に行くべきだと思います。」
(ここではひとりこうどうがふつうだおまえもおれもぼうしやしゃせんもじつりょくs)
「ここでは一人行動が普通だ。お前も俺も帽子や斜線も実力s…
(いいおわりかけたときゆかにおおきなあながあいた)
言い終わりかけた時、床に大きな穴が開いた。
(くろきしはなすすべなくじめんにおちていった)
黒騎士はなす術なく地面に落ちていった。
(おちたばしょはb-1ちかいちかいだった)
落ちた場所はB-1…地下一階だった。
(ぞんびがいったいはしってきたくろきしはひとふりでたおした)
ゾンビが一体走ってきた、黒騎士は一振りで倒した。
(まさかちかいちかいまでおちることになるとはな)
「まさか地下一階まで落ちることになるとはな…」