カレイドスコープ

(こきゅうをしてるせかいをみてる)

呼吸をしてる　世界を見てる

(おれんじいろがぼくをそめてく)

オレンジ色が僕を染めてく

(きれいなものはこわれやすいもので)

綺麗なものは壊れやすいもので

(あなたもいつかこわれてしまうのかな)

あなたもいつか壊れてしまうのかな

(せかいのおわりはきっとこんなで)

世界の終わりはきっとこんなで

(かわらないひをすごしてしまうのかな)

変わらない日を過ごしてしまうのかな

(ひとみのおくのほう)

瞳の奥のほう

(ほしぞらもしずんで)

星空も沈んで

(いろどりのないかたちが)

彩のないかたちが

(ただてにふれている)

ただ手にふれている

(のぞきこむぼくのひだりてと)

覗き込む僕の左手と

(とけていくただかくさんして)

溶けていく、ただ拡散して

(きづいたってなにもいわないで)

気づいたってなにも言わないで

(てのひらにほしをあつめてる)

てのひらに星を集めてる

(ありあまるおもいこめて)

ありあまる思い込めて

(おちていってゆれるまんげきょう)

落ちていって揺れる万華鏡

(せかいじゅうひかりがあふれて)

世界中、光が溢れて

(えほんでみたまほうみたいね)

絵本で見た魔法みたいね

(きれいなものだけみたくて)

綺麗なものだけ見たくて

(かがやいてただかくさんして)

輝いて、ただ拡散して

(つれていってせかいのはてまで)

連れていって世界の果てまで

(むげんにひろがるような)

無限に広がるような

(ほしぞらをのぞきこんで)

星空を覗き込んで

(ひかりにすかしてる)

光に透かしてる

(きりとられたけしきなら)

切り取られた景色なら

(なにもかもすべてを)

なにもかもすべてを

(すきになれるとおもえた)

好きになれると思えた

(あってないようなことも)

あってないようなことも

(あつめてしずんで)

集めて沈んで

(かきまぜてひといきに)

かき混ぜて一息に

(のみこんでしまえ)

飲み込んでしまえ

(だってうそばかりいったって)

だって噓ばかり言ったって

(かわりにもないよね)

変わりもないよね

(さわれないものは)

さわれないものは

(ないのとおなじじゃない)

ないのと同じじゃない

(いだいているぼくのこうかいも)

抱いている僕の後悔も

(おちていくよるがほうわして)

落ちていく、夜が飽和して

(のぞいてもみえないものなら)

覗いても見えないものなら

(かけらごとひろいあつめ)

欠片ごと拾い集め

(にじんでいくただかくさんして)

滲んでいく、ただ拡散して

(かわらないとおくみらいを)

変わらないと置く未来へと

(つづいている)

続いている？

(つづいている)

続いている

(きらめいてゆれるまんげきょう)

きらめいて揺れる万華鏡

(せかいじゅうひかりがあふれて)

世界中、光があふれて

(とうめいなぼくのこころごと)

透明な僕の心ごと

(そめていくあざやかなおと)

染めていく鮮やかな音

(かがやいてただかくさんして)

輝いて、ただ拡散して

(つれていってせかいのはてまで)

連れていって世界の果てまで

(むげんにひろがるような)

無限に広がるような

(そうぞうをふくらませて)

想像を膨らませて

(おちていってまわれまんげきょう)

↓↓↓↓↓↓回れ万華鏡

(ぼくにだけみせてかがやきを)

僕にだけ見せて輝きを

(いつかみたゆめのなかなら)

いつか見た夢の中なら

(きれいなものだけみれるの)

きれいなものだけ見れるの？

(はなやいでただかくさんして)

華やいで、ただ拡散して

(つれていってうちゅうのはてまで)

連れて行って宇宙の果てまで

(むげんにひろがるような)

無限に広がるような

(ほしぞらをのぞきこんで)

星空をのぞき込んで

(ゆれてゆれてとおくのほうへ)

揺れて揺れて　遠くの方へ

(にじむほしにかざしたても)

滲む星に　かざした手も