セイシュンライナー

(ちょっとそのきになってなんとなくうかれちゃって)

ちょっとその気になって　なんとなく浮かれちゃって

(きょうもぼくのしせんはきみにくぎづけになった)

今日も僕の視線は　君に釘付けになった

(こっちをみたかもってみょうなきたいをしちゃって)

こっちを見たかもって　妙な期待をしちゃって

(さとられないようにまたきもちをのみこんだ)

悟られないように　また気持ちを飲み込んだ

(ぼくたちのきょりはあいかわらずであとすこしがとおかった)

僕たちの距離は相変わらずで　あと少しが遠かった

(きみがすきなんだよそのたったひとことを)

「君が好きなんだよ」そのたった一言を

(つたえるためだけにさうまれたのかもねって)

伝える為だけにさ、生まれたのかもねって

(おもってしまうくらいぼくはたんじゅんなんで)

思ってしまうくらい僕は単純なんで

(きみをあきらめたままじゃいられなかった)

君を諦めたままじゃいられなかった

(つよがってるふりしたってまわりなどみえなくって)

強がってるフリしたって　周りなど見えなくって

(こきゅうがこんなんでどうにもおちつかないな)

呼吸が困難で　どうにも落ち着かないな

(えにでもかいたようなてんけいてきなしょうじょうに)

絵にでも描いた様な　典型的な症状に

(おかされているんだもういっしょうなおらないや)

侵されているんだ　もう一生治らないや

(このままじゃだめだとわかっていてもきずつくのがこわかった)

このままじゃダメだと解っていても　傷つくのが怖かった

(ことばにならないつのるかんじょうがとどかないときのことをかんがえてしまうんだ)

言葉にならない募る感情が　届かないときの事を考えてしまうんだ

(もしもいまきみになにかつたえるとしてぼくがいだくおもいをなんていおうか)

もしも今君に何か伝えるとして　僕が抱く想いをなんて言おうか

(てがみをかこうかめーるをしようかなんどもまよってもじはそらにきえた)

手紙を書こうかメールをしようか　何度も迷って文字は空に消えた

(きらいじゃなくてもかっこわるくてもせのびをするのはおわりだ)

嫌いじゃなくても格好悪くても　背伸びをするのは終わりだ

(ぼくがほしがってるそのたったひとことを)

僕が欲しがってるそのたった一言を

(きみからきけたときはしんでもいいやなんて)

君から聞けたときは死んでもいいやなんて

(おもってしまうくらいむねがはりさけそうでもうおさえきれなくて)

思ってしまうくらい胸が張り裂けそうで　もう抑えきれなくて

(きみがすきなんだよそのたったひとことを)

「君が好きなんだよ」そのたった一言を

(つたえるためだけにさうまれてきたのかもねって)

伝える為だけにさ、生まれてきたのかもねって

(おもってしまうくらいぼくはたんじゅんなんでゆうきをふりしぼってきみをよびだして)

思ってしまうくらい僕は単純なんで　勇気を振り絞って君を呼び出して

(せいいっぱいのかくごをきめてそしてさけぶよ)

精一杯の覚悟を決めて　そして叫ぶよ