二十話「死者の塔 崩壊」

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投稿者投稿者宮本 五郎いいね0お気に入り登録
プレイ回数6難易度(4.0) 2310打 長文 かな 長文モードのみ
死者の塔屋上で最終決戦が始まる。
登場人物

超人   あの世から逃げてきて現在屋上。
黒騎士  同じく現在屋上。
銃使い  現在行方不明。
モノクロ 魂を集めて人類最強を目指す。現在屋上。
帽子君  十階にてモノクロに落とされた。享年18。
コンピュータ 超人たちと行動を共にしていたが、現在行方不明。

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問題文

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(ものくろはあつめたたましいをきゅうしゅうしやみにつつまれた)

モノクロは集めた魂を吸収し闇に包まれた。

(くろきしとちょうじんはかまえたものくろはなにをするかわからない)

黒騎士と超人は構えた。モノクロは何をするかわからない。

(さっそくものくろはかたなをうえにむけたかたなのかたちのくろいかげがくろきしのちかくにあらわれる)

早速モノクロは刀を上に向けた。刀の形の黒い影が黒騎士の近くに現れる。

(するとかたなはくろきしにむけてとんでいったくろきしはかたなをはじく)

すると刀は黒騎士に向けて飛んで行った。黒騎士は刀を弾く。

(くろきしはかたなごしにやつのかたながすごいいりょくというのがつたわった)

黒騎士は刀越しに奴の刀がすごい威力というのが伝わった。

(するとものくろはゆっくりとちかづいてきた)

するとモノクロはゆっくりと近づいてきた。

(ものくろはかたなをかまえているだがとつぜんものくろをきいろいあみがかこった)

モノクロは刀を構えている。だが突然モノクロを黄色い網が囲った。

(くろきつかさたちはうえをみるそこにいたのはこんぴゅーただった)

黒騎士たちは上を見る、そこにいたのはコンピュータだった。

(ごめんちょっとおくれたこんぴゅーたはそういうと)

「ごめん。ちょっと遅れた」コンピュータはそういうと

(あみごとものくろをそらにもちあげたこのままこいつをじめんにたたきつける)

網ごとモノクロを空に持ち上げた。「このままコイツを地面にたたきつける!」

(だがなにかにきづいたちょうじんはかたながきてるかわせとさけんだ)

だが何かに気づいた超人は「刀が来てる!躱せ!」と叫んだ。

(まじかっこんぴゅーたはかわしきれずかたながめのぶぶんにささった)

(マジかっ!)コンピュータは躱しきれず、刀が目の部分に刺さった。

(こんぴゅーたはあみをはなしてしまいものくろはじめんにちゃくちした)

コンピュータは網を離してしまい、モノクロは地面に着地した。

(だがものくろにもやすんでいるひまはないすぐにじょうくうからこんぴゅーたがおちた)

だがモノクロにも休んでいる暇はない、すぐに上空からコンピュータが落ちた

(どかんというおとがおくじょうにひびきわたったこんぴゅーたがものくろをつぶそうとしたの)

ドカンという音が屋上に響き渡った。コンピュータがモノクロを潰そうとしたの

(だだがものくろはなんときゅうたいとなってさけていた)

だ。だがモノクロはなんと球体となって避けていた。

(くろいきゅうたいのものくろはこんぴゅーたのあたまのほうからぶつかりにいった)

黒い球体のモノクロはコンピュータの頭の方からぶつかりに行った。

(つぎのしゅんかんものくろがこんぴゅーたのかおをすりぬけた)

次の瞬間モノクロがコンピュータの顔をすり抜けた。

(いいやちがうこんぴゅーたのからだをきりさいたのだ)

いいや、違う。コンピュータの体を切り裂いたのだ。

(こいつはまだなにかをかくしこんぴゅーたはしょうめつしながらもなにかをつたえようと)

「こいつはまだ何かを隠し…」コンピュータは消滅しながらも何かを伝えようと

など

(こえをあげていたものくろはひとがたにもどってしゅういをみまわしていた)

声を上げていた。モノクロは人型に戻って周囲を見回していた。

(くろきしののうりをこのばけものにおれたちはかてるのかというかんがえがよぎった)

黒騎士の脳裏を(この化け物に俺たちは勝てるのか?)という考えが過った。

(だがきょうかいがものくろのうしろにあらわれたそこからでたじゅうこうがものくろをねらう)

だが境界がモノクロの後ろに現れた。そこから出た銃口がモノクロを狙う。

(かきんというおとがなりひびくきょうかいからでてきたのはやはりじゅうつかいだった)

カキン!という音が鳴り響く、境界から出てきたのはやはり銃使いだった。

(ものくろにしせんをもどすとかおにふうけつがあいていたくろきしはこれをのがさない)

モノクロに視線を戻すと顔に風穴が空いていた。黒騎士はこれを逃さない。

(くろきしはいっしゅんでものくろのどうたいをいっとうりょうだんした)

黒騎士は一瞬でモノクロの胴体を一刀両断した。

(ものくろはばたりとじめんにたおれたけいれんしているようすだ)

モノクロはばたりと地面に倒れた。痙攣している様子だ。

(しんだのかくろきしがくちをあいただれもこたえない)

「死んだのか?」黒騎士が口を開いた。誰も答えない。

(そのせつなものくろがおおきなばくはつをおこした)

その刹那、モノクロが大きな爆発を起こした。

(そのばくはつはししゃのとうをたやすくけしさった)

その爆発は死者の塔を容易く消し去った。

(くろきしはめをあけたおれはまだしんでいない)

黒騎士は目を開けた。俺はまだ死んでいない。

(どうやらちょうじんのばりあでまもられているようだ)

どうやら超人のバリアで守られているようだ。

(ばくはつがおさまってきたころばりあがとけた)

爆発が収まってきたころ、バリアが解けた。

(くろきしはちかくにいたちょうじんにかんしゃのいをつたえた)

黒騎士は近くにいた超人に感謝の意を伝えた。

(するとすこしとおくにいたじゅうつかいがまだやつはしんでいないとさけんだ)

すると少し遠くにいた銃使いが「まだ奴は死んでいない!」と叫んだ。

(じゅうつかいのほうをみるとものくろがかたなをうえにあげていた)

銃使いの方を見るとモノクロが刀を上にあげていた。

(よくみるとものくろのかおはつくられたようなえがおになっていた)

よく見るとモノクロの顔は作られたような笑顔になっていた。

(だがすぐにくろきしとちょうじんはすこしとおくにてんそうされた)

だがすぐに黒騎士と超人は少し遠くに転送された。

(そのころのこったじゅうつかいとものくろはたたかいのじゅんびをしていた)

その頃、残った銃使いとモノクロは戦いの準備をしていた。

(おまえがこのわたくしにかてるとおもうかえがおのものくろがいった)

「お前がこの私に勝てると思うか?」笑顔のモノクロが言った。

(ころすきではたたかうがじゅうつかいがこたえた)

「殺す気では戦うが」銃使いが答えた。

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