Karma

(あかいつきにきみはみせられてふかいやみへとまよいこむ)

赤い月に君は魅せられて　深い闇へと迷い込む

(つみぶかきこのみにつぐないをのがれられないかるま)

罪深きこの身に償いを　逃れられないカルマ

(もうにどときみはでられない)

もう二度と君は　出られない

(よるにまいおりたしろいあくまにじいろにきらめくにせもののひかりたち)

夜に舞い降りた白い悪魔　虹色に煌く偽者の光たち

(あせないゆめのようにきみだけのあいをさけぶ)

褪せない夢のように　君だけの愛を叫ぶ

(いちどきりのちぎりのためこころをふるわす)

一度きりの契りの為　心を震わす

(うたかたのあかいつきにきみはみせられてふかいやみへとまよいこむ)

泡沫の　赤い月に君は魅せられて　深い闇へと迷い込む

(つみぶかきこのみにつぐないをのがれられないかるま)

罪深きこの身に償いを　逃れられないカルマ

(もうにどときみはでられない)

もう二度と君は出られない

(にびいろにひかるきみのゆびわはるかかなたへとなげすててよまよいなど)

鈍色に光る君の指輪　遥か彼方へと投げ捨ててよ　迷いなど

(あけないよるだけをいつまでもめでていたい)

明けない夜だけを　いつまでも愛でていたい

(ぼくのいろにそめさせてよからだのおくまで)

僕の色に染めさせてよ　身体の奥まで

(まやかしのあわいゆめにぼくはみせられた)

まやかしの　淡い夢に僕は魅せられた

(きみのむねへとすべりこむこいこがれるままにもとめれば)

君の胸へと滑り込む　恋焦がれるままに求めれば

(とけだしていくかるまもうにどとぼくはおどれない)

溶け出して行くカルマ　もう二度と僕は踊れない

(あかいつきにきみはみせられてふかいやみへとまよいこむ)

赤い月に君は魅せられて　深い闇へと迷い込む

(つみぶかきこのみにつぐないをのがれられないかるま)

罪深きこの身に償いを　逃れられないカルマ

(いちまつのあまいわなわるいゆめにぼくはみせられて)

一抹の　甘い罠　悪い夢に僕は魅せられて

(やがてつみへとまよいこみかれはてたいのちにつぐないを)

やがて罪へと迷い込み　枯れ果てた命に償いを

(さけべどつきぬかるまもうにどとぼくはでられない)

叫べど尽きぬカルマ　もう二度と僕は出られない