忘却イルミネヰト

(たそがれぺーじかぜめくりつづったであいあざやかに)

黄昏　頁風めくり　綴った出逢い　鮮やかに

(ぼくはああむげんのなかくれないゆらりかげさそう)

僕はああ　夢幻の中　紅　ゆらり影誘う

(えがいたきおくあいまいにきみはああまよいのなか)

描いた記憶　曖昧に　君はああ　迷いの中

(うたかたのようにささめくすとーりーくちづけでさえぎるけつまつ)

泡沫のように　ささめく物語(ストーリー)　口付けで遮る結末

(どうしてきみはかなしいえがおいとしきひびいま)

どうして君は　悲しい笑顔　愛しき日々　今

(こころこがすこどうつよくだきしめよう)

心焦がす　鼓動強く　抱きしめよう

(まわりまわるときはくるおしくつきをあざむきやみをこえ)

廻り廻る刹那(とき)は狂おしく　月を欺き　闇を越え

(うばいにゆくよよかぜごときみをこのまま)

奪いにゆくよ　夜風ごと　君をこのまま

(こよいふたりわかつこいならばつきにそむいてゆめをこえ)

今宵　ふたり分かつ恋ならば　月に背いて　夢を越え

(きみとかえりつくからひかりさすあのばしょに)

君と帰りつくから　光射す　あの場所に

(まどろみあついほほふれるためらうきみをひきとめた)

微睡み　熱い頬触れる　ためらう君を引き止めた

(わけはもうかくせない)

理由(わけ)はもう隠せない

(いろがらすごしにほほえむすとーりーめかくしのおもいがひとひら)

色硝子越しに　微笑む物語(ストーリー)　目隠しの想いがひとひら

(どうしてそらはせつなくかおるいとしきひびいま)

どうして空は　切なく薫る　愛しき日々　今

(こころこがすこどうつよくだきしめよう)

心焦がす　鼓動強く　抱きしめよう

(めぐりめぐるときははてしなくつきをあざむきやみをこえ)

巡り巡る時代(とき)は果てしなく　月を欺き　闇を越え

(さらいにゆくよひみつごときみをこのてに)

攫いにゆくよ　秘密ごと　君をこの手に

(とおくふたりわかつみちならばつきにそむいてゆめをこえ)

遠くふたり分かつ道ならば　月に背いて　夢を越え

(きっとたどりつくからひかりさすあのばしょに)

きっと辿り着くから　光射す　あの場所に

(まわりまわるときはくるおしくつきをあざむきやみをこえ)

廻り廻る刹那(とき)は　狂おしく　月を欺き　闇を越え

(もうはなさないこころごときみをこのまま)

もう離さない　心ごと　君をこのまま

(こよいふたりわかつこいならばつきにそむいてゆめをこえ)

今宵ふたり分かつ恋ならば　月に背いて　夢を越え

(きみとかえりつくからひかりさすあのばしょに)

君と帰りつくから　光射すあの場所に