王子とこじき 28

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投稿者投稿者ローズマリーいいね0お気に入り登録
プレイ回数0難易度(4.3) 2921打 長文
作者 マーク・トウェイン

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問題文

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(えどわーどのかおのうえにひかりがさしたので) エドワードの顔の上に光が差したので (はっとめをさますと、だれかがなやのとをあけたところだった。) はっと目を覚ますと、だれかが納屋の戸を開けたところだった。 (とのそとは、あさのひかりがきらきらとかがやいている。) 戸の外は、あさのひかりがきらきらと輝いている。 (すばやくえどわーどはからだをかくして、はいってくるものをみると) すばやくエドワードは体を隠して、入ってくるものを見ると (なんと、ふたりのかわいいおんなのこだった。) なんと、二人の可愛い女の子だった。 (あんしんして、えどわーどはおんなのこたちのまえへすがたをあらわした。) 安心して、エドワードは女の子たちの前へ姿をあらわした。 (もちろん、おんなのこたちはびっくりしたが、) もちろん、女の子たちはびっくりしたが、 (にげるどころか、じいっとかおをみつめてこういった。) 逃げるどころか、じいっと顔を見つめてこう言った。 (「すてきなかおをしててよ」) 「素敵な顔をしててよ」 (「ほんと。かみのけのいろもいいわ。でも、きてるものはひどいわ」) 「ほんと。髪の毛の色もいいわ。でも、着てるものはひどいわ」
(「よろよろしてるとこをみると、おなかがすいているのね」) 「よろよろしてるとこを見ると、お腹がすいているのね」 (そして、こうきいた。「あんた、だあれ?」) そして、こう聞いた。「あんた、だあれ?」 (えどわーどはためらわずにこたえた。「おうさまだよ」) エドワードはためらわずに答えた。「王様だよ」 (「あら、どこのくにのおうさま?」) 「あら、どこの国の王様?」 (「いぎりすこくおうさ」) 「イギリス国王さ」 (ふたりはいそいで、ははおやにおうさまをみつけたとしらせにいった。) 二人は急いで、母親に王様を見つけたと知らせに行った。 (やがて、ははおやがきて、みすぼらしいえどわーどをひとめみると) やがて、母親が来て、みすぼらしいエドワードをひとめ見ると (「まあ、かわいそうに。はやくうちへおいで。なんとかしてあげるよ」) 「まあ、可哀想に。早く家へおいで。なんとかしてあげるよ」 (と、やさしくおもやへつれていったのである。) と、優しく母屋へ連れて行ったのである。 (もともと、このふたりのおんなのこのははおやは、くろうをかさねたまずしいひとだったので) 元々、この二人の女の子の母親は、苦労を重ねた貧しい人だったので
など
(たにんのふこうには、とてもしんせつだった。) 他人の不幸には、とても親切だった。 (えどわーどは、ありあわせのすーぷをのませてもらって) エドワードは、ありあわせのスープを飲ませてもらって (じぶんのいままでのくらしをはなした。) 自分の今までの暮らしを話した。 (もちろんきゅうでんでのこと、まいるすへんどんのこと、こじきたちのこと。) もちろん宮殿でのこと、マイルス・ヘンドンのこと、乞食たちのこと。 (だが、ははおやにはあまりにとっぴょうしもないこととしかおもえなかった。) だが、母親にはあまりに突拍子もないこととしか思えなかった。 ((かわいそうに、きがくるってるんだよ。でもようぐらいできるだろう)) (可哀想に、気が狂ってるんだよ。でも用ぐらいできるだろう) (そのははおやは、えどわーどがなんのしごとができるかためしにきいてみた。) その母親は、エドワードが何の仕事ができるか試しに聞いてみた。 (うしやひつじやぼくじょうのはなしをした。) 牛や羊や牧場の話をした。 (だが、てんで、ちんぷんかんぷんのこたえしかない。) だが、てんで、ちんぷんかんぷんの答えしかない。 (はたけしごとや、こなひきのはなしもした。だが、まるでなんにもしらなかった。) 畑仕事や、粉ひきの話もした。だが、まるでなんにも知らなかった。 ((まあ、こまったねえ。うちだってさんにんぎりぎりのくらしなんだから) (まあ、困ったねえ。うちだって三人ぎりぎりの暮らしなんだから (このこにも、なにかはたらいてもらわなくちゃ、うちへおけやしない)) この子にも、何か働いてもらわなくちゃ、うちへ置けやしない) (そしてさいごに、りょうりのはなしをしてみた。) そして最後に、料理の話をしてみた。 (するとえどわーどのめがかがやいたのだ。) するとエドワードの目が輝いたのだ。 (いまはもう、ゆめにしかみないきゅうでんのだいえんかいじょうででるりょうり。) 今はもう、夢にしか見ない宮殿の大宴会場で出る料理。 (そのしゅるい、そのたべかたを、それこそはてしなくおしゃべりしはじめた。) その種類、その食べ方を、それこそ果てしなくおしゃべりし始めた。 ((わかった。このこはどこかのきぞくのおやしきのだいどころではたらいていたんだ。) (わかった。この子はどこかの貴族のお屋敷の台所で働いていたんだ。 (そんなら、わたしはたすかるよ。このこにりょうりをつくらせておいて) そんなら、私は助かるよ。この子に料理を作らせておいて (わたしははたけしごとができるからね)) 私は畑仕事ができるからね) (さっさとおもいこんだ、そのははおやは) さっさと思い込んだ、その母親は (「じゃ、こうしようよ。だいどころにはしちゅーがかかっているからね。) 「じゃ、こうしようよ。台所にはシチューがかかっているからね。 (ときどき、こげつかないようにかきまわしとくれ。) 時々、焦げ付かないようにかきまわしとくれ。 (そしてあじつけも、おまえがすきなようにやっておくれ」) そして味付けも、お前が好きなようにやっておくれ」 (そういいおいて、おんなのこたちとはたらきにでてしまった。) そう言いおいて、女の子たちと働きに出てしまった。 (だがえどわーどはすっかりなやんでしまった。) だがエドワードはすっかり悩んでしまった。 ((こんなみすぼらしいいえでこくおうがはたらいていいものだろうか。) (こんなみすぼらしい家で国王が働いていいものだろうか。 (いや、わたしはきゅうでんでべんきょうのじかんにきいたことがあるぞ。) いや、私は宮殿で勉強の時間に聞いたことがあるぞ。 (たしか、あるふれっどだいおうにもこんなくらしをなさったじきがあったはずだ。) 確か、アルフレッド大王にもこんな暮らしをなさった時期があったはずだ。 (だいおうは、だいどころでなにもかもこがしてしまったらしいが、) 大王は、台所で何もかも焦がしてしまったらしいが、 (わたしは、わたしのそせんよりもうまくやってみせよう)) 私は、私の祖先よりもうまくやってみせよう) (こうじぶんでなぐさめて、えどわーどはしちゅーのあじをみた。) こう自分で慰めて、エドワードはシチューの味をみた。 (それから、よごれたままたまっていたさらを、なれないてつきであらいはじめて) それから、汚れたままたまっていた皿を、慣れない手つきで洗い始めて (ふと、まどからそとをみると「あっ」といきをのんだ。) ふと、窓から外を見ると「あっ」と息をのんだ。 (はたけのみちをとおって、じょんきゃんてぃとあのゆーごーが) 畑の道を通って、ジョン・キャンティとあのユーゴーが (こっちへむかってあるいてくるではないか。) こっちへ向かって歩いて来るではないか。 (えどわーどは、そおっとうらぐちのとをあけるとそとへぬけだした。) エドワードは、そおっと裏口の戸を開けると外へ抜け出した。 (そして、もうあともみずにもりのなかへかけだしたのである。) そして、もう後も水に森の中へ駆けだしたのである。 (そして、とちゅうでうしろをふりかえると、わるもののふたりも) そして、途中で後ろを振り返ると、悪者の二人も (どうやらもりのなかへはいってくるようすだった。) どうやら森の中へ入ってくる様子だった。 (そこで、またはしらなければならなかった。) そこで、また走らなければならなかった。 ((よかった。あのいえで、おなかいっぱいたべさせてもらったからはしれるんだ)) (よかった。あの家で、お腹いっぱい食べさせてもらったから走れるんだ)
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