ラブレター・フロム・メランコリー

(はいけいとどかないきみへ)

－拝啓、届かない君へ－

(さいてーなあなたがいつまでたってもそこにいるから)

サイテーなあなたがいつまでたってもそこにいるから

(もうなんにもみえなくなってしまうのです)

もうなんにも見えなくなってしまうのです

(しんぞうがやぶけたそのときのろいにかけられたまま)

心臓が破けたその時　呪いにかけられたまま

(きずぐちからもれだすいたみはきみのあと)

傷口から漏れだす痛みは君の跡

(なんぜんかいとさめたはくちゅうむ)

何千回と覚めた白昼夢

(さいてーなあなたがいつまでたってもそこにいるなら)

サイテーなあなたがいつまでたってもそこにいるなら

(もうこのまましんでもいいとおもうのです)

もうこのまま死んでもいいと思うのです

(しんぞうがやぶけたそのときおちてくこのへやのなか)

心臓が破けたその時　落ちてくこの部屋の中

(きずぐちまたもれだすいたみはきみのあと)

傷口また漏れだす痛みは君の跡

(なんぜんかいとないたあいもこいもさいごになくなって)

何千回と泣いた愛も恋も最後になくなって

(とりつかれてゆく)

取り憑かれてゆく

(こんなどうしようもないぼくらにちょうどのおわりがあるなら)

こんなどうしようもない僕らに丁度の終わりがあるなら

(なぁめらんこりー)

なぁ、メランコリー

(わらっちゃうくらいすくえないやつが)

笑っちゃうくらい救えないやつが

(いっそいいな)

いっそ、いいな

(せかいじゅうのじょうくうからばらまいた)

世界中の上空からばら撒いた

(らぶれたーふろむめらんこりー)

ラブレター・フロム・メランコリー

(おくじょうからさよならかみさま)

屋上からさよなら神様

(ｇｏｏｄｂｙｅｇｏｏｄｂｙｅｇｏｏｄｂｙｅ)

－good bye,good bye,good bye－

(さいてーなあなたがいつまでたってもきえないように)

サイテーなあなたがいつまでたっても消えないように

(きずぐちまたなぞったいたみはきみのあと)

傷口またなぞった痛みは君の跡

(しんぞうがやぶけたそのときおちてくこのへやのなか)

心臓が破けたその時　落ちてくこの部屋の中

(あてなのないてがみのなかにはきみのかお)

宛名のない手紙の中には君の顔

(なんぜんかいとないたかってになんどないたってきえないかんじょうがただぼくには)

何千回と泣いた　勝手に何度泣いたって消えない感情がただ僕には

(たいせつになってしまったこいをしたきみがくれた)

大切になってしまった恋をした君がくれた

(がらくたのはなたば)

ガラクタの花束

(こんなどうしようもないぼくらにちょうどのおわりがあるなら)

こんなどうしようもない僕らに丁度の終わりがあるなら

(こんなふうにさわらっちゃうくらいとどきそうもない)

こんなふうにさ笑っちゃうくらい届きそうもない

(あいらヴゆーを)

アイ・ラヴ・ユーを

(せかいじゅうのじょうくうからばらまいた)

世界中の上空からばら撒いた

(らぶれたーふろむめらんこりー)

ラブレター・フロム・メランコリー

(しんあいなるどっかのだれかときょうだいしまいそのたおおぜい)

親愛なるどっかの誰かと　兄弟姉妹その他大勢

(こよいのつきはきれいですか)

今宵の月は綺麗ですか？

(あのひみたつきはいまでもわたしのおくふかくでせんめいにかがやくのです)

－あの日見た月は、今でも私の奥深くで、鮮明に輝くのです。－

(なんぜんかいとないたあいもこいもさいごになくなって)

何千回と泣いた愛も恋も最後になくなって

(きえるくらいなら)

消えるくらいなら

(こんなどうしようもないぼくらにちょうどのおわりがあるなら)

こんなどうしようもない僕らに丁度の終わりがあるなら

(なぁめらんこりー)

なぁ、メランコリー

(わらっちゃうくらいすくえないやつが)

笑っちゃうくらい救えないやつが

(いっそいいな)

いっそ、いいな

(せかいじゅうのじょうくうからばらまいた)

世界中の上空からばら撒いた

(らぶれたーふろむめらんこりー)

ラブレター・フロム・メランコリー

(おくじょうからさよならかみさまきょうだいしまいそのたおおぜい)

屋上からさよなら神様　兄弟姉妹その他大勢

(こよいのつきはきれいですか)

今宵の月は綺麗ですか？

(すくなくともわたしにはまだうつくしくうつるのです)

－少なくとも、私にはまだ美しく映るのです－