京都市営地下鉄烏丸線10系1108F(初期車)

2025年10月8日投稿
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2025年10月1日から10月2日にかけて、京都市営地下鉄10系1108F(KS08)が大阪市内のスクラップ工場へ廃車陸送されました。10系初期車は全て廃車され、20系への置き換えが終了となりました。最終編成である2139Fは、10月7日に2839・2739号車が近畿車輛から竹田車庫へ新製陸送されました。営業運行開始が待ち遠しいです。10系1101Fのうち、竹田・近鉄奈良方の先頭車だった1101号車についてですが、竹田車庫にてブルーシートに被せられた状態で保存されているようです。
10系1108Fは、1981年4月に製造。翌月の烏丸線開業当時から使用されてきた車両で、開業当時は4両編成でしたが、1988年6月の竹田延伸開業時に1308・1608号車を追加して6両編成となり、現在にまで至っていました。
1981年に導入された前期型9編成(1101F～1109F)は、車両の老朽化により、2021年度から2025年にかけて導入を進めている20系への置き換えを進めていました。そして、最後に残ったのは1108Fでした。8月9日、1108Fの引退に伴ってヘッドマークが掲出されました。8月19日、1108Fは突然故障しましたが、翌日より復帰。9月2日には、西大寺で訓練を行うために1108Fが使用され話題になりました。9月8日に最終運行を迎え、出発式も行われました。そして、引退から1ヶ月ほどで廃車陸送されました。
背景は当然10系1108Fです。これが最後の撮影になりました。約44年間の活躍お疲れさまでした。

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