能く在る輪廻と猫の噺

自分用に作ってみましたが、ぜひ遊んでみてください。
漢字がややこしい。
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歌詞(問題文)
(はなやかなおおどおりのすてられたこうもりがさのした)
華やかな大通りの 棄てられた蝙蝠傘の下
(くたびれたしっぽあげてけづくろうくろねこありました)
草臥れた尻尾上げて 毛繕う黒猫在りました
(ちょいとみちゆくそこのおじょうさんおいでここらでひとつはなしましょう)
「ちょいと道往く其処の御嬢さん 御出で此処らで一つ話しましょう」
(ねこはいうきょうのはなしはそうだむかしにろばたできいたゆかいなひれんなど)
猫は云う「今日の噺は、そうだ昔に路端で聞いた愉快な悲恋など」
(むかしまじわらざるみのうえのあわいこいにおぼれたからすとうさぎがいました)
「昔交わらざる身の上の淡い恋に溺れた烏と兎が居ました」
(かなわないゆめなのでしょうおきのどくさま)
「叶わない夢なのでしょう?オキノドクサマ」
(いいえつめたいたびじのはてにふたりからだをすててむすばれたのです)
「いいえ、冷たい旅路の果てに二匹身体を捨てて結ばれたのです」
(なんだかおかしなはなしね)
「なんだか可笑しな噺ね」
(うすめぶくがいろじゅをながめみるはいからふくのよこ)
薄芽吹く街路樹を 眺め見るハイカラ服の横
(くたびれたしっぽふっててをまねくくろねこありました)
草臥れた尻尾振って 手を招く黒猫在りました
(これはいつかのかわいいおじょうさんきょうはもひとつはなしきかせましょう)
「此れは何時かの可愛い御嬢さん 今日はも一つ噺聴かせましょう」
(ねこはいうそうだなきょうはええとしっとのほのおにまったみにくいちょうのはなし)
猫は云う「そうだな今日は、ええと 嫉妬の炎に舞った醜い蝶の噺」
(そしてつがいをはなれたあげははかつてあいしたおすをくいあらしました)
「そして番を離れた揚羽は曾て愛した雄を喰い荒らしました」
(どうやらありふれたぐうわのようねおあいにくさま)
「どうやら有り触れた寓話のようね、オアイニクサマ」
(いいえつうかいなるきげきにはむごたらしいおちがつきものなのです)
「いいえ、痛快なる喜劇には惨たらしい落ちが付き物なのです」
(なんだかむくわれないはなしね)
「なんだか報われない噺ね」
(やあやまたまたあったおじょうさんきょうはさいごにひとつきかせましょう)
「やあや、またまた逢った。御嬢さん、今日は最後に一つ聴かせましょう」
(ねこはとうしゃがれたこえでごぞんじだろうかひゃっかいいきたおしゃべりねこのはなし)
猫は問う、嗄れた声で「御存知だろうか百回生きたお喋り猫の噺」
(ときにかんてんきちのよるもまたはろうしょうふじょういいきのきのよも)
「時に歓天喜地の夜も又は老少不定、異域之鬼の代も」
(なるほどわだいにはかかないようねごしゅうしょうさま)
「成程話題には欠かないようね、ゴシュウショウサマ」
(ふりかえるさきにねこはなくまちのかぜにゆれるあまがさからから)
振り返る先に猫は無く 街の風に揺れる雨傘カラカラ
(なんだかふかしぎなはなしねああ)
「なんだか不可思議な噺ね--嗚呼」
(むすめはわらうこよいはあめかしら)
娘は哂う「今宵は雨かしら」