つじつま合わせに生まれた僕等 

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プレイ回数940難易度(4.3) 2011打 歌詞 長文モード可
楽曲情報 つじつま合わせに生まれた僕等  あまざらし  作詞秋田 ひろむ  作曲秋田 ひろむ
amazarashiのつじつま合わせに生まれた僕等のタイピングです。
※このタイピングは「つじつま合わせに生まれた僕等」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

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歌詞(問題文)

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(とおいくにのやまのふもとこのよでいちばんきれいなみずがわいた)

遠い国の山のふもとこの世で一番綺麗な水が湧いた

(やがてそれはかわになりそこにむれをつくったさかなを)

やがてそれは川になりそこに群れを作った魚を

(はらをすかしたくまがたべてりょうしがくまのかわをはいで)

腹を空かした熊が食べて猟師が熊の皮をはいで

(それをいちばでうりさばいてむすめのためにかったかみかざり)

それを市場で売りさばいて娘の為に買った髪飾り

(わるいにんげんがやってきてぜんぶうばってしまったのは)

悪い人間がやってきて全部奪ってしまったのは

(れきしのちょうどまんなかあたりかみさまもあかんぼうのじだい)

歴史のちょうど真ん中辺り神様も赤ん坊の時代

(ははおやのこぼしたなみだがやけたにおいのつちにしみて)

母親のこぼした涙が焼けた匂いの土に染みて

(それをたいようがこがしてじょうはつしてできたくろいあまぐも)

それを太陽が焦がして蒸発してできた黒い雨雲

(そのくもはうみをこえたさばくに5かげつぶりにあめをふらせた)

その雲は海を越えた砂漠に5ヵ月ぶりに雨を降らせた

(あまみずをのんでいきのびたしじんがそこくにかえってうたったうた)

雨水を飲んで生き延びた詩人が祖国に帰って歌った詩

(それをくちずさんだこどもたちがぜんせんにかりだされるころ)

それを口ずさんだ子供達が前線に駆り出される頃

(あたまをふきとばされたしょうじょがだれにもしられずつちにかえる)

頭を吹き飛ばされた少女が誰にも知られず土に還る

(そこにそだったおおきなきがきりたおされてまちができて)

そこに育った大きな木が切り倒されて街が出来て

(くろいけむりがそらにのぼるころよごれたかおでぼくらうまれた)

黒い煙が空に昇る頃汚れた顔で僕等生まれた

(ぜんいでころされるひとあくいでめしにありつけるひと)

善意で殺される人悪意で飯にありつける人

(ぼうかんしてすくわれたいのちつじつまあわせにうまれたぼくら)

傍観して救われた命つじつま合わせに生まれた僕等

(こうそうびるにはりつけのかちかんはちのなみだをながす)

高層ビルに磔の価値観は血の涙を流す

(しょうひがびとくのにんげんがこぞっていしをなげつけるから)

消費が美徳の人間がこぞって石を投げつけるから

(かねにもならないえをかいたえかきはふでをへしおられて)

金にもならない絵をかいた絵描きは筆をへし折られて

(みえっぱりでまんいんのでんしゃがはしるこうかしたでくらしている)

見栄っ張りで満員の電車が走る高架下で暮らしている

(きどあいらくをかてごらいずひとにあわせてうたができて)

喜怒哀楽をカテゴライズ人に合わせて歌が出来て

(かなしいときはこのうたをさびしいやつはあのうたを)

悲しい時はこの歌を寂しい奴はあの歌を

(だまされねーとうたがいだしてぜんぶがあやしくみえてきて)

騙されねーと疑い出して全部が怪しく見えてきて

(ひとをしんじられなくなったらりっぱなびょうきにかてごらいず)

人を信じられなくなったら立派な病気にカテゴライズ

(ふけんこうなこころがうえてひげきをもっととさけんでいる)

不健康な心が飢えて悲劇をもっとと叫んでいる

(たいぎめいぶんができたたにんがやましさもなくだんざいする)

大義名分が出来た他人がやましさも無く断罪する

(ひとごろしとだれかのふりんとしゅうきょうとりゅうこうのみせと)

人殺しと誰かのふりんと宗教と流行の店と

(いじめとよる9じのどらまとせんそうとひっとちゃーとと)

いじめと夜9時のドラマと戦争とヒットチャートと

(だれもがころがるいしなのにみながとくべつだとおもうから)

誰もが転がる石なのに皆が特別だと思うから

(えらばれなかったしょうねんはないふをにぎりしめてたってた)

選ばれなかった少年はナイフを握りしめて立ってた

(とくめいをきめこむえきまえのざっとうがまっかにそまったのはゆうやけぞらがきれいだから)

匿名を決め込む駅前の雑踏が真っ赤に染まったのは夕焼け空がきれいだから

(つじつまあわせにうまれたぼくら)

つじつま合わせに生まれた僕等

(ふざけたれきしのどんづまりでぼくらいまだにもがいている)

ふざけた歴史のどん詰まりで僕等未だにもがいている

(けっきょくなにもわからずにゆるすとかゆるされないとか)

結局何も解らずに許すとか許されないとか

(しけいになったはんざいしゃもせいじゃのふりしたあくにんも)

死刑になった犯罪者も聖者の振りした悪人も

(つみぶかいきみもぼくもいつかつちにかえったとき)

罪深い君も僕もいつか土に還った時

(そのうえにはながさくならそれだけでむくわれるせかい)

その上に花が咲くならそれだけで報われる世界

(そこでひとがあいしあうのならそれだけでかちのあるせかい)

そこで人が愛し合うのならそれだけで価値のある世界

(だからせめてひとをあいしていっしょうかけてあいしてよ)

だからせめて人を愛して一生かけて愛してよ

(このろくでもないせかいでつじつまあわせにうまれたぼくら)

このろくでもない世界でつじつま合わせに生まれた僕等

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