つじつま合わせに生まれた僕等

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投稿者投稿者Kanata Miyuいいね0お気に入り登録
プレイ回数1453難易度(4.3) 2009打 歌詞 長文モード可
楽曲情報 つじつま合わせに生まれた僕等  あまざらし  作詞秋田 ひろむ  作曲秋田 ひろむ
amazarashiさんの"つじつま合わせに生まれた僕等"です
※このタイピングは「つじつま合わせに生まれた僕等」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

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歌詞(問題文)

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(とおいくにのやまのふもとこのよでいちばんきれいなみずがわいた)

遠い国の山のふもと この世で一番綺麗な水が湧いた

(やがてそれはかわになりそこにむれをつくったさかなを)

やがてそれは川になり そこに群れを作った魚を

(はらをすかしたくまがたべてりょうしがくまのかわをはいで)

腹を空かした熊が食べて 漁師が熊の皮をはいで

(それをいちばでうりさばいてむすめのためにかったかみかざり)

それを市場で売りさばいて 娘の為に買った髪飾り

(わるいにんげんがやってきてぜんぶうばってしまったのは)

悪い人間がやってきて 全部奪ってしまったのは

(れきしのちょうどまんなかあたりかみさまもあかんぼうのじだい)

歴史のちょうど真ん中辺り 神様も赤ん坊の時代

(ははおやのこぼしたなみだがやけたにおいのつちにしみて)

母親のこぼした涙が 焼けた匂いの土に染みて

(それをたいようがこがしてじょうはつしてできたくろいあまぐも)

それを太陽が焦がして 蒸発して出来た黒い雨雲

(そのくもはうみをこえたさばくに5かげつぶりのあめをふらせた)

その雲は海を越えた砂漠に 5ヶ月ぶりの雨を降らせた

(あまみずをのんでいきのびたしじんがそこくにかえってうたったうた)

雨水を飲んで生き延びた詩人が 祖国に帰って歌った詩

(それをくちずさんだこどもたちがぜんせんにかりだされるころ)

それを口ずさんだ子供たちが 前線に駆り出される頃

(あたまをふきとばされたしょうじょがだれにもしられずつちにかえる)

頭を吹き飛ばされた少女が 誰にも知られず土に還る

(そこにそだったおおきなきがきりたおされてまちができて)

そこに育った大きな木が 切り倒されて街が出来て

(くろいけむりがそらにのぼるころよごれたかおでぼくらうまれた)

黒い煙が空に昇る頃 汚れた顔で僕等生まれた

(ぜんいでころされるひとあくいでめしにありつけるひと)

善意で殺される人 悪意で飯にありつける人

(ぼうかんしてすくわれたいのちつじつまあわせにうまれたぼくら)

傍観して救われた命 つじつま合わせに生まれた僕等

(こうそうびるにはりつけのかちかんはちのなみだをながす)

高層ビルに磔の 価値観は血の涙を流す

(しょうひがびとくのにんげんがこぞっていしをなげつけるから)

消費が美徳の人間が こぞって石を投げつけるから

(かねにもならないえをかいたえかきはふでをへしおられて)

金にもならない絵をかいた 絵描きは筆をへし折られて

(みえっぱりでまんいんのでんしゃがはしるこうかしたでくらしている)

見栄っ張りで満員の電車が 走る高架下で暮らしている

(きどあいらくをかてごらいずひとにあわせうたができて)

喜怒哀楽をカテゴライズ 人に合わせ歌が出来て

(かなしいときはこのうたをさびしいやつはあのうたを)

悲しい時はこの歌を 寂しい奴はあの歌を

(だまされねーとうたがいだしてぜんぶがあやしくみえてきて)

騙されねーと疑い出して 全部が怪しく見えてきて

(ひとをしんじられなくなったらりっぱなびょうきにかてごらいず)

人を信じられなくなったら 立派な病気にカテゴライズ

(ふけんこうなこころがうえてひげきをもっととさけんでいる)

不健康な心が飢えて 悲劇をもっと と叫んでいる

(たいぎめいぶんができたたにんがやましさもなくだんざいする)

大義名分が出来た他人が やましさも無く断罪する

(ひとごろしとだれかのふりんとしゅうきょうとりゅうこうのみせと)

人殺しと誰かのフリンと 宗教と流行の店と

(いじめとよる9じのどらまとせんそうとひっとちゃーとと)

いじめと夜9時のドラマと 戦争とヒットチャートと

(だれもがころがるいしなのにみんながとくべつだとおもうから)

誰もが転がる石なのに 皆が特別だと思うから

(えらばれなかったしょうねんはないふをにぎりしめてたってた)

選ばれなかった少年は ナイフを握り締めて立ってた

(とくめいをきめこむえきまえのざっとうがまっかにそまったのは)

匿名を決め込む駅前の 雑踏が真っ赤に染まったのは

(ゆうやけぞらがきれいだからつじつまあわせにうまれたぼくら)

夕焼け空が綺麗だから つじつま合わせに生まれた僕等

(ふざけたれきしのどんづまりでぼくらいまだにもがいている)

ふざけた歴史のどん詰まりで 僕等未だにもがいている

(けっきょくなにもわからずにゆるすとかゆるされないとか)

結局何も解らずに 許すとか 許されないとか

(しけいになったはんざいしゃもせいじゃのふりしたあくにんも)

死刑になった犯罪者も 聖者の振りした悪人も

(つみぶかいきみもぼくもいつかつちにかえったとき)

罪深い君も僕も いつか土に還った時

(そのうえにはながさくならそれだけでむくわれるせかい)

その上に花が咲くなら それだけで報われる世界

(そこでひとがあいしあうならそれだけでかちのあるせかい)

そこで人が愛し合うなら それだけで価値のある世界

(だからせめてひとをあいしていっしょうかけてあいしてよ)

だからせめて人を愛して 一生かけて愛してよ

(このろくでもないせかいでつじつまあわせにうまれたぼくら)

このろくでもない世界で つじつま合わせに生まれた僕等

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