乃木坂46 逃げ水

(ひざしにきりとられた)

日差しに切り取られた

(しえいきゅうじょうからきこえてくる)

市営球場から聴こえて来る

(ひとなつのねっきょうは)

ひと夏の熱狂は

(どれくらいかぜがふけばさめてくのか？)

どれくらい風が吹けば 醒めてくのか？

(じぶんのこえがたにんのようにひびくよ)

自分の声が 他人のように響くよ

(きゃっかんてきすぎるのだろう)

客観的過ぎるのだろう

(いつのひからかぼくはおとなになって)

いつの日からか 僕は大人になって

(はしらなくなった)

走らなくなった

(みらーじゅとおくからみたとき)

ミラージュ 遠くから見た時

(みちのむこうがわにみずたまりがあったんだ)

道の向こう側に水たまりがあったんだ

(ちかづいたらふいにきえてしまった)

近づいたらふいに消えてしまった

(めざしてきたのにどこへいった？あのゆめ)

目指して来たのに どこへ行った？ あの夢

(しばふのすぷりんくらー)

芝生のスプリンクラー

(すぎるそのきせつをとめようとする)

過ぎるその季節を止めようとする

(はんそでをきたひとは)

半袖を着た人は

(かーでぃがんをいつかたにはおるのか？)

カーディガンをいつ肩に羽織るのか？

(やりたいことはいつもいっぱいあったのに)

やりたいことは いつもいっぱいあったのに

(できないりゆうさがしていた)

できない理由探していた

(きみとであってせいしゅんじだいのように)

君と出会って 青春時代のように

(むちゅうになれたよ)

夢中になれたよ

(みらーじゅぼくがみているもの)

ミラージュ 僕が見ているもの

(それがしんじつでもまぼろしでもかまわない)

それが真実でも 幻でも構わない

(いまたしかにぼくのめにうつるなら)

今確かに 僕の目に映るなら

(にげてしまってもおいかけたいこのこい)

逃げてしまっても 追いかけたい この恋

(だいじなものはいつだってあやふやなそんざい)

大事なものはいつだって あやふやな存在

(てをのばしてもなにもふれられない)

手を伸ばしても 何も触れられない

(でもそこにあるってこと)

でもそこにあるってこと

(しんじるまっすぐさがいきてくちからだよ)

信じるまっすぐさが 生きてく力だよ

(みらーじゅとおくからみたとき)

ミラージュ 遠くから見た時

(みちのむこうがわにみずたまりがあったんだ)

道の向こう側に水たまりがあったんだ

(ちかづいたらふいにきえてしまった)

近づいたらふいに消えてしまった

(めざしてきたのにどこへいった？あのゆめ)

目指して来たのに どこへ行った？ あの夢