Soul Tripper　笠浩二

(きがつくとそこはうみ)

気がつくと　そこは海

(きみをおいかけていたはずなのに)

君を追いかけていたはずなのに

(すなのなかにはえすぱどりゅー)

砂の中には　エスパドリュー

(つきのひかりはひきしおのばーじんろーど)

月の光は引潮のバージンロード

(なみにひかるさかなたちがきみのいにしゃるになる)

波に光る魚たちが　君のイニシャルになる

(ぼくのふくはみずをはじくくらいそこにもぐったら)

僕の服は水をはじく　暗い底に　潜ったら

(たましいのたびがはじまる)

魂の旅が始まる

(まっているいくつものしれんこえていくのを)

待っている　いくつもの試練超えていくのを

(しっているまだみたことないきみのことを)

知っている　まだ見たことない君のことを

(ふんすいのらせんけい)

噴水の螺旋形

(てがかりをたどりのぼりつめれば)

手がかりをたどり　昇りつめれば

(みおろすさばくのまち)

見下ろす　砂漠の町

(きみのくるぶしがひとごみでひかるよ)

君のくるぶしが　人込みで光るよ

(ぼくだけにはわかるしるしはんぶんにわれたくりすたる)

僕だけにはわかるシルシ　半分に割れたクリスタル

(ふたりだけがぎゃくにもどるときがへだてたでぃめんしょん)

二人だけが逆にもどる　時が隔てたディメンション

(いまひとつになるうんめい)

今ひとつになる運命

(よんでいるいつかめぐりあうちゃんすをつかめと)

呼んでいる　いつかめぐり逢うチャンスをつかめと

(きいているこころのおんさがなりつづいてる)

聞いている　心の音叉が鳴り続いてる

(ふりむけばなにもないかぜがとまる)

ふり向けばなにもない　風が止まる

(まっているいくつものしれんこえていくのを)

待っている　いくつもの試練超えていくのを

(しっているまだみたことないきみのことを)

知っている　まだ見たことない君のことを

(よんでいるいつかめぐりあうちゃんすをつかめと)

呼んでいる　いつかめぐり逢うチャンスをつかめと

(きいているこころのおんさがなりつづいてる)

聞いている　心の音叉が鳴り続いてる

(たったいますなのえすぱどりゅーきみがはいてる)

たった今　砂のエスパドリュー　君が履いてる

(たったいま)

たった今