aiko　クローゼット

(おくのおくからひっぱりだしてきたのーと)

奥の奥から引っ張り出してきたノート

(むぞうさにかかれたあなたのこと)

無造作に書かれたあなたの事

(すこしずつわすれてたけどきっと)

少しずつ忘れてたけどきっと

(そんときはすきですきでもうたいへんだったこと)

そん時は好きで好きでもう大変だった事

(ごちそうならんだてーぶるのうえ)

ごちそう並んだテーブルの上

(なにもほしくないなぁこころいたい)

何も欲しくないなぁ　心痛い

(きがつけばときはたちあさをなんどもむかえ)

気が付けば時は経ち　朝を何度も迎え

(いつもかわらないそらにいらだったひもある)

いつも変わらない空に苛立った日もある

(そんなすぎてくひびをせおって)

そんな過ぎてく日々を背負って

(なくこともしっておおきくなる)

泣くことも知って大きくなる

(おくのおくからひっぱりだしてきたのーと)

奥の奥から引っ張り出してきたノート

(むぞうさにかかれたわすれないで)

無造作に書かれた「忘れないで」

(ぺーじひらいたらあのころのまちじかんよこがおすべてよみがえった)

ページ開いたらあの頃の街　時間　横顔　全て蘇った

(かじかんでしまったゆめのつづきを)

かじかんでしまった夢の続きを

(いまもういちどあたためなおします)

今もう一度あたため直します

(あなたのねがいがかないますように)

あなたの願いが叶います様に

(あたしのねがいがとどきますように)

あたしの願いが届きます様に

(きらいきらいきらいといいきかせるかのよに)

嫌い嫌い嫌いと言い聞かせるかのよに

(かきなぐるとこころがちいさくかけていった)

書き殴ると心が小さく欠けていった

(そんなすぎてくひびはさようなら)

そんな過ぎてく日々はさようなら

(あしたをおりこうにまってみよう)

明日をおりこうに待ってみよう

(おくのおくからひっぱりだしてきたのーと)

奥の奥から引っ張り出してきたノート

(むぞうさにかかれたわすれないで)

無造作に書かれた「忘れないで」