ことわざ長文練習8!
「膏は明を以て焚かる」こうはめいをもってたかる
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問題文
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(すぐれたさいのうやちょうしょはひとからたかくひょうかされるいっぽうで、)
優れた才能や長所は人から高く評価される一方で、
(それがげんいんとなってくろうやわざわいをまねくこともある。)
それが原因となって苦労や災いを招くこともある。
(めだつそんざいであるほどしゅういからちゅうもくをあつめ、)
目立つ存在であるほど周囲から注目を集め、
(ときにはかどなきたいやしっとをうけるばあいもすくなくない。)
時には過度な期待や嫉妬を受ける場合も少なくない。
(このようなかんがえかたをあらわすことわざとして、こうはめいをもってたかるがある。)
このような考え方を表すことわざとして、膏は明を以て焚かるがある。
(このことばは、およそにせんさんびゃくねんまえのこだいちゅうごくでうまれたとされている。)
この言葉は、およそ二千三百年前の古代中国で生まれたとされている。
(とうかをあかるくてらすあぶらが、)
灯火を明るく照らす油が、
(そのあかるさゆえにもえつきてしまうことにゆらいしており、)
その明るさゆえに燃え尽きてしまうことに由来しており、
(そこからてんじて、すぐれたのうりょくやびてんがげんいんとなってみをほろぼしたり、)
そこから転じて、優れた能力や美点が原因となって身を滅ぼしたり、
(くなんをまねいたりすることをいみするようになった。)
苦難を招いたりすることを意味するようになった。
(にちじょうせいかつのなかでも、このかんがえかたにあてはまるばめんはそんざいする。)
日常生活の中でも、この考え方に当てはまる場面は存在する。
(たとえば、ゆうしゅうなひとほどおおくのしごとをまかされたり、)
例えば、優秀な人ほど多くの仕事を任されたり、
(にんきものであるがゆえにしゅういとのかんけいになやんだりすることがある。)
人気者であるがゆえに周囲との関係に悩んだりすることがある。
(また、じぶんのちょうしょをいかすことはたいせつであるいっぽうで、)
また、自分の長所を生かすことは大切である一方で、
(それにふりまわされないようにすることもじゅうようである。)
それに振り回されないようにすることも重要である。
(このように、すぐれたものほどそのちょうしょによって、)
このように、優れたものほどその長所によって、
(くるしみをうけるばあいがあることをいましめることばとして、)
苦しみを受ける場合があることを戒める言葉として、
(やくにせんねんものあいだ、かたりつがれてきたのである。)
約二千年もの間、語り継がれてきたのである。