心の糸/Ｃ＆Ｋ

(あちらはあちらこちらはこちらとせまいばしょでうごきまわって)

あちらはあちらこちらはこちらと狭い場所で動き回って

(かべのしたでむこうのけしきもみずにしらないままおきざりにしていた)

壁の下で向こうの景色も見ずに知らないまま置き去りにしていた

(りゆうなどなくじだいのさだめにながれながされぼくらはどこへ)

理由などなく時代の定めに流れ流され僕らはどこへ？

(いつのまにかたどりついたばしょはいごこちがいいですか)

いつの間にか辿り着いた場所は居心地がいいですか？

(うまれたまちはちがえども)

産まれた街は違えども

(こころのふるさとはであいのかずだけあるとしった)

心の故郷は出会いの数だけあると知った

(あなたとわたしをつよくつないでるだれにもみえないこころのいとが)

あなたと私を強くつないでる誰にも見えない心の糸が

(きずつききずつけてきたものをゆっくりつむいでゆく)

傷つき傷つけてきたものをゆっくり紡いでゆく

(いつもはわざとめをそらしてたまるでたにんのようにしらんかおで)

いつもはわざと目をそらしてたまるで他人のように知らん顔で

(でもあなたにまちがいとおしえられたじぶんのおろかさになんどもないた)

でもあなたに間違いと教えられた自分の愚かさに何度も泣いた

(ながしたなみだのかずだけほんとうのやさしさで)

流した涙の数だけ本当の優しさで

(だれかをえがおにできるかな)

誰かを笑顔にできるかな

(あなたとわたしをつよくつないでるだれにもみえないこころのいとが)

あなたと私を強くつないでる誰にも見えない心の糸が

(きずつききずつけてきたものをゆっくりつむいでゆく)

傷つき傷つけてきたものをゆっくり紡いでゆく

(どんなじだいだろうとおなじだろう)

どんな時代だろうと同じだろう

(こころにぽっかりとあいたなにかをうめてくれるだれかは)

心にぽっかりと空いた何かを埋めてくれる誰かは

(すごくちかくにかんじるはずだから)

すごく近くに感じるはずだから

(あなたとわたしをつよくつないでるだれにもみえないこころのいとが)

あなたと私を強くつないでる誰にも見えない心の糸が

(きずつききずつけてきたものをゆっくりつむいでゆく)

傷つき傷つけてきたものをゆっくり紡いでゆく