心霊写真 -28-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ぎんなんまる | 8325 | 神 | 8.6 | 96.2% | 317.1 | 2748 | 108 | 61 | 2026/08/03 |
| 2 | berry | 8108 | 神 | 8.2 | 98.3% | 330.4 | 2724 | 45 | 61 | 2026/07/28 |
| 3 | subaru | 8081 | 神 | 8.4 | 96.3% | 325.2 | 2732 | 104 | 61 | 2026/07/29 |
| 4 | HAKU | 7815 | 神 | 8.0 | 96.6% | 341.5 | 2764 | 95 | 61 | 2026/07/25 |
| 5 | kaa | 7281 | 光 | 7.5 | 96.1% | 365.3 | 2770 | 110 | 61 | 2026/07/27 |
関連タイピング
-
打ち切れたら天才だ
プレイ回数7万 歌詞540打 -
星のカービィの食べ物です。
プレイ回数140 歌詞かな34打 -
冗談抜きで過去一ムズい
プレイ回数4946 長文かな30秒 -
健康についての長文です!ちょっと難しめですっ!
プレイ回数4848 長文かな963打 -
薬屋のひとりごと
プレイ回数305 長文181打 -
___君の想い出を噛み締めてるだけ。
プレイ回数136 歌詞かな879打 -
日常系です!ちょっと難しめですっ!
プレイ回数5747 長文かな887打 -
テトリスサビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プレイ回数23万 歌詞かな167打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(それからぼくらはつれだっておがわちょうさじむしょをあとにした。)
それから僕らは連れ立って小川調査事務所を後にした。
(ししょうは「もちはもちやだ」とだけいって、いきさきはつげなかった。)
師匠は「餅は餅屋だ」とだけ言って、行き先は告げなかった。
(ぼくはただそれについていった。)
僕はただそれについて行った。
(jrのえきにむかったのですこしどきどきしたが、)
JRの駅に向かったので少しドキドキしたが、
(ろっかーにはちかよりもせず、きっぷをかってかいさつをぬけた。)
ロッカーには近寄りもせず、切符を買って改札を抜けた。
(いちばんやすいきっぷだった。)
一番安い切符だった。
(ふつうれっしゃはさほどこんではいなかった。)
普通列車はさほど混んではいなかった。
(ししょうがじょうしゃぐちのちかくでつりかわにつかまってたっていたので、ぼくもそうする。)
師匠が乗車口の近くで吊り革につかまって立っていたので、僕もそうする。
(どこへいくのだろうとおもっていると、しゅっぱつのちゃいむがなりだした。)
どこへ行くのだろうと思っていると、出発のチャイムが鳴り出した。
(そしてどあがしまりはじめたしゅんかんだった。)
そしてドアが閉まり始めた瞬間だった。
(「おりるぞ」)
「降りるぞ」
(ししょうはそういいざまぼくのてをつかみ、むりやりひっぱって、)
師匠はそう言いざま僕の手を掴み、無理やり引っ張って、
(しまるどあをすりぬけるようにでんしゃからとびおりた。)
閉まるドアをすり抜けるように電車から飛び降りた。
(のるでんしゃをまちがえたのかともおもったが、ししょはほーむにおりたしゅんかん、)
乗る電車を間違えたのかとも思ったが、司書はホームに降りた瞬間、
(さゆうをすばやくみまわした。)
左右を素早く見回した。
(「だれも、おりなかったな」)
「誰も、降りなかったな」
(「ええ」)
「ええ」
(ししょうはふん、とうなずいた。)
師匠はふん、と頷いた。
(まさか、とおもったが、いまのはびこうをまくときのてではないだろうか。)
まさか、と思ったが、今のは尾行をまく時の手ではないだろうか。
(「びこうされてたんですか」)
「尾行されてたんですか」
など
(「いや、ねんのためだ」)
「いや、念のためだ」
(ししょうがいうには、まつうらがびこうをつけさせたかのうせいがあったのだという。)
師匠が言うには、松浦が尾行をつけさせた可能性があったのだという。
(こちらがたむらとつながっていることをうたがい、およがせておいてせっしょくしたところを)
こちらが田村とつながっていることを疑い、泳がせておいて接触したところを
(おさえるはらかもしれないのだと。)
押さえる腹かも知れないのだと。
(たしかに、けっかてきにあわやそうなるところだったわけだから、)
確かに、結果的にあわやそうなるところだったわけだから、
(そんなばかなとはぼくもいえなかった。)
そんな馬鹿なとは僕も言えなかった。
(しかしびこうしゃはいないようだった。)
しかし尾行者はいないようだった。
(「おまえはまだしろうとだからな。)
「お前はまだ素人だからな。
(びこうのことをはなせば、もしほんとうにされていたばあい、)
尾行のことを話せば、もし本当にされていた場合、
(こちらがきづいたことをあいてにきどられるきけんせいがあった。)
こちらが気づいたことを相手に気取られる危険性があった。
(そうなると、こんなでんしゃをつかったふるいてがつうようしないことも)
そうなると、こんな電車を使った古い手が通用しないことも
(かんがえられたけど・・・・・まあ、とおりこしくろうだったとおもっていいだろう」)
考えられたけど・・・・・まあ、通り越し苦労だったと思っていいだろう」
(ほんとうにじゅくたつしたやつのびこうはけいかいしていてもかんたんにはみぬけない、)
本当に熟達したやつの尾行は警戒していても簡単には見抜けない、
(とししょうはいった。)
と師匠は言った。
(このせかいをたしょうなりとのぞいたししょうがいうのだから、ぼくはうなずくしかなかった。)
この世界を多少なりと覗いた師匠が言うのだから、僕は頷くしかなかった。
(それからぼくらはでんわにのることなく、そのままかったきっぷでえきをでて、)
それから僕らは電話に乗ることなく、そのまま買った切符で駅を出て、
(はんかがいのほうへむかった。)
繁華街の方へ向かった。
(とちゅう、ししょうはじはんきのまえでたちどまった。)
途中、師匠は自販機の前で立ち止まった。
(あまりみない、さんがりあのじはんきだった。)
あまり見ない、サンガリアの自販機だった。
(そこでめろんそーだをさんぼんもかったので、どうするのかときくと、)
そこでメロンソーダを三本も買ったので、どうするのかと訊くと、
(さしいれだという。)
差し入れだという。
(「あのでぶ、これがすきだからな」)
「あのデブ、これが好きだからな」
(そのひとことで、これからむかうところがどこなのかわかってしまった。)
その一言で、これから向かう所がどこなのか分かってしまった。
(それからぼくらははんかがいからすこしうらへはいったとおりをすすみ、)
それから僕らは繁華街から少し裏へ入った通りを進み、
(うすよごれたちいさなあぱーと、いやあぱーとのようなまんしょんのまえでとまり、)
薄汚れた小さなアパート、いやアパートのようなマンションの前で止まり、
(なかへはいっていった。)
中へ入っていった。
(なんだかこぎたないいんしょうのえれべーたーをつかい、)
なんだか小汚い印象のエレベーターを使い、
(さんかいのなかほどにあるへやがもくてきちだった。)
三階の中ほどにある部屋が目的地だった。
(ひょうさつはない。しんぶんのかんゆうやほうもんはんばいのにんげんにつけられたのか、)
表札はない。新聞の勧誘や訪問販売の人間につけられたのか、
(ちいさなしーるがどあのはしにいくつかはられている。)
小さなシールがドアの端に幾つか貼られている。
(「しゃしんや」とよばれるおとこののへやだった。)
「写真屋」と呼ばれる男のの部屋だった。
(ほんみょうはたしか、あまのといったか。)
本名は確か、天野と言ったか。
(とおりなのとおり、しゃしんをせいぎょうにしているおとこだったが、)
通り名のとおり、写真を生業にしている男だったが、
(いわゆるふつうのしゃしんやではなかった。)
いわゆる普通の写真屋ではなかった。
(まちなかのふつうのしゃしんやにもちこんだのは、)
街なかの普通の写真屋に持ち込んだのは、
(ふぃるむをげんぞうしてもらえないようなしゅるいのしゃしんを、)
フィルムを現像してもらえないような種類の写真を、
(しょうしょうわりだかなねだんでもなにもいわずにげんぞうしてくれるというるいの、そういうしょうばいだ。)
少々割高な値段でも何も言わずに現像してくれるという類の、そういう商売だ。
(いや、ぼくもさいしょのころはたんじゅんにそうおもっていた。)
いや、僕も最初のころは単純にそう思っていた。
(この「しゃしんや」は、おがわちょうさじむしょもうわきちょうさにかんするしょうこしゃしんなどのげんぞうで)
この「写真屋」は、小川調査事務所も浮気調査に関する証拠写真などの現像で
(ひいきにしているのだが、ししょうはこじんてきにこのあんだーぐらうんどなせかいの)
贔屓にしているのだが、師匠は個人的にこのアンダーグラウンドな世界の
(じゅうにんとなかがよく、あくゆうともいえるかんけいをきずいていた。)
住人と仲が良く、悪友とも言える関係を築いていた。