112回 ワープロ検定初段(速度)
是非自分の力を試してください。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ももも | 7241 | 王 | 7.8 | 93.0% | 277.0 | 2168 | 162 | 35 | 2024/12/22 |
2 | aoi | 6774 | S++ | 7.0 | 96.2% | 309.7 | 2184 | 86 | 35 | 2024/12/21 |
3 | ゆかりん | 5253 | B++ | 5.6 | 93.6% | 387.0 | 2180 | 147 | 35 | 2024/12/15 |
4 | オホーツク | 4876 | B | 5.2 | 92.8% | 419.6 | 2216 | 170 | 35 | 2024/11/27 |
5 | hi | 2742 | E | 3.0 | 90.4% | 711.1 | 2179 | 229 | 35 | 2024/11/15 |
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問題文
(わたしたちがふだん、りようするきかいのおおいこうきょうこうつうきかんのひとつに、ばすが)
わたしたちが普段、利用する機会の多い公共交通機関の一つに、バスが
(あげられます。うみぞいでもやまあいのまちでも、にっぽんぜんこくさまざまなばしょで)
挙げられます。海沿いでも山あいの町でも、日本全国さまざまな場所で
(うんこうされています。のったことがないひとのほうがすくないかもしれません。)
運行されています。乗ったことがない人の方が少ないかもしれません。
(しないをじゅんかいするたんきょりのものから、とうきょうからはかたをむすぶようなちょうきょりのもの)
市内を巡回する短距離のものから、東京から博多を結ぶような長距離のもの
(まで、そのしゅるいはたきにわたります。ちかくのていりゅうじょでまっていると、)
まで、その種類は多岐にわたります。近くの停留所で待っていると、
(ほぼじかんどおりにやってきます。)
ほぼ時間通りにやってきます。
(あさはつうきんやつうがくのためにしようするひと、ひるはかいものなどのもくてきでじょうしゃするひと)
朝は通勤や通学のために使用する人、昼は買い物などの目的で乗車する人
(など、じかんたいによってりようきゃくのねんれいそうやしょくぎょうなどにちがいがあるようです。)
など、時間帯によって利用客の年齢層や職業などに違いがあるようです。
(なぜ、ばすというなまえがつけられたのでしょうか。)
なぜ、バスという名前が付けられたのでしょうか。
(もともとは、おうしゅうでうまれたのりあいばしゃがきげんでした。)
もともとは、欧州で生まれた乗合馬車が起源でした。
(ぱりのまちで、1600ねんだいにしんじぎょうとしてはじまり、いっていのろせんをきめられた)
パリの町で、1600年代に新事業として始まり、一定の路線を決められた
(じこくにうんこうして、おおぜいのひとがいっしょにりようしたのです。)
時刻に運行して、大勢の人が一緒に利用したのです。
(ふとくていたすうのきゃくをのせることによってだいきんはやすくなるので、)
不特定多数の客を乗せることによって代金は安くなるので、
(とうじはひじょうによろこばれたといいます。それはらてんごですべてのひとのためにと)
当時は非常に喜ばれたといいます。それはラテン語ですべての人のためにと
(いういみで「おむにばす」となづけられました。)
いう意味で「オムニバス」と名付けられました。
(りべんせいをわけあえるのりものというおもいがこめられていたのでしょう。)
利便性を分け合える乗り物という思いが込められていたのでしょう。
(いつからかそれをしょうりゃくしてよぶようになり、なまえのとおりひとびとのせいかつを)
いつからかそれを省略して呼ぶようになり、名前のとおり人々の生活を
(ささえるみぢかなのりものとしてしたしまれてきたのです。)
支える身近な乗り物として親しまれてきたのです。
(このことばをきくと、べつのいみをおもいうかべるひともおおいでしょう。)
この言葉を聞くと、別の意味を思い浮かべる人も多いでしょう。
(えいがやえんげきがすきなひとならなおさらです。)
映画や演劇が好きな人ならなおさらです。
(ふくすうのかんとくのすでにはっぴょうされたどくりつしたさくひんをあつめて、いちさくひんにしたものも)
複数の監督の既に発表された独立した作品を集めて、一作品にしたものも
(そうよばれます。きょうつうしたほうこうせいにそってまとめるしゅほうは、)
そう呼ばれます。共通した方向性に沿ってまとめる手法は、
(ほかのげいじゅつぶんやでもおうようされています。おんがくでもどうようのこうせいになったさくひんが)
他の芸術分野でも応用されています。音楽でも同様の構成になった作品が
(かずおおくみられます。もとのいみからはってんして、あたらしいけいたいをさすようになった)
数多く見られます。元の意味から発展して、新しい形態を指すようになった
(いちれいでしょう。)
一例でしょう。
(じだいをへて、ばしゃはあぶらをねんりょうにしてはしるじどうしゃにかたちをかえ、せかいじゅうに)
時代を経て、馬車は油を燃料にして走る自動車に形を変え、世界中に
(しれわたります。にっぽんには、1900ねんだいしょとうのめいじじだいに、おおさかでりょかくゆそうの)
知れ渡ります。日本には、1900年代初頭の明治時代に、大阪で旅客輸送の
(ためのりんじろせんがかいせつされました。)
ための臨時路線が開設されました。
(ていきびんはかんさいちほうでえいぎょうをかいししますが、たいしょうじだいにはいると、しんさいのえいきょうで)
定期便は関西地方で営業を開始しますが、大正時代に入ると、震災の影響で
(ろめんでんしゃがじんだいなひがいをうけ、かわりにばすをうんこうさせたことからしだいに)
路面電車が甚大な被害を受け、代わりにバスを運行させたことから次第に
(ぜんこくへひろがっていきました。)
全国へ広がっていきました。
(このじぎょうがせいこうしたことで、こうつうにおおきなえいきょうをおよぼすことになります。)
この事業が成功したことで、交通に大きな影響を及ぼすことになります。
(のりもののかたちはかわっても、すべてのひとのためにというなまえにこめられた)
乗り物の形は変わっても、すべての人のためにという名前に込められた
(ほんらいのいみをかんがえると、じょうしゃするさいには、まわりのひとにおもいやりのこころを)
本来の意味を考えると、乗車する際には、周りの人に思いやりの心を
(もたなければとおもいました。)
持たなければと思いました。