手紙/東京事変
東京事変の「手紙」です。
アルバム「大人」の最後の曲。
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歌詞(問題文)
(あなたがきょうそのてをかくしても)
貴方が今日、その手を隠しても
(かわりにひとみがなにかをとらえ)
代わりに瞳が何かを捕らえ、
(ひとりでにまたとぎすまされて)
独りでにまた研ぎ澄まされて
(あたらしいちからをたずさえるでしょう)
新しい力を携えるでしょう。
(かくしんをもつのはとうぜんなことなぜなら)
確信を持つのは当然なこと、何故なら。
(あーあなたはもうあおさにあまえずに)
あー貴方はもう群青(あお)さに甘えずに
(もどらないみちをえらぶといっている)
戻らない路(みち)を選ぶと云っている、
(わたしももうためいきはもらさない)
私ももう溜め息は漏らさない。
(うつくしいあなたのけつだんがため)
美しい貴方の決断がため。
(おとなになったわたしたちにはいつでもこたえがいるんだね)
大人になった私達には何時でも答えが要るんだね。
(こわいとまどっているまにも)
「恐い。」と、惑っている間(ま)にも
(いのちはもえてしまう)
生命(いのち)は、燃えてしまう。
(いのっているよ)
祈っているよ。
(あなたのいろがどんなにひどくよどんだってかわらないさ)
貴方の色が、どんなに酷く澱んだって変わらないさ。
(つたえたことはるかとおくでほういをうしなっても)
伝えたこと、遥か遠くで方位を失っても、
(どうかおぼえていて)
どうか憶えていて。
(わたしはずっとうたっている)
私はずっと唄っている。
(むかしはもっときせつのすぎゆくそくどが)
昔はもっと、季節の過ぎ行く速度が
(おそくおもえていたのに)
遅く思えていたのに。
(ちかごろなんだかはやくなるみたい)
近頃、何だか速くなるみたい。
(なすべきことがやまづみになる)
為すべきことが山積みになる。
(おとなになったわたしたちにはいますぐこたえがほしいよね)
大人になった私達には今直(す)ぐ答えが欲しいよね。
(とちゅうでまよっているまにも)
途中で迷っている間にも、
(いのちがめばえる)
生命が芽生える。
(ねがっているよ)
願っているよ。
(あなたのゆめはどんなににごるせかいだってこわせないさ)
貴方の夢は、どんなに濁る世界だって壊せないさ。
(のぞんだままつきすすんでいて)
望んだ侭、突き進んで居て
(ほういをあやまったらそっとおもいだして)
方位を誤ったら、そっと思い出して。
(せおってもつぶされないのは)
背負っても潰されないのは、
(きょうもあなたがいきているとしんじていて)
今日も貴方が生きていると信じていて、
(うたがわずにいるからなんだよ)
疑わずにいるからなんだよ。
(ほんのささいなりゆう)
(ほんの些細な理由)
(どうかおげんきで)
どうかお元気で・・・。