赤が沈む/秦基博
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歌詞(問題文)
(ぼくのなかのやみはゆがんだくちもとににじんでしまっている)
僕の中の闇は 歪んだ口元に滲んでしまっている
(こげついたようなにおいでかめんのうらがわからかおいろうかがう)
焦げ付いたような匂いで 仮面の裏側から顔色うかがう
(くらいひかりなどありはしないの)
暗い…光などありはしないの
(cryゆさいのたいようがぐらつく)
cry…油彩の太陽がグラつく
(くるったようにあかがしずむ)
狂った様に赤が沈む
(おいかけてもおいかけても)
追いかけても 追いかけても
(ぼくはただねがっているもえるようなそらよ)
僕はただ願っている 燃えるような空よ
(なにものこさずやきつくしてよ)
何も残さず焼き尽くしてよ
(ぼくがもってないものそれをだれもかれももちあわせている)
僕が持ってないもの それを誰も彼も持ち合わせている
(かのじょをしったせいさ)
彼女を知ったせいさ
(じゅんすいとそうぞうをなくしてしまったのは)
ジュンスイとソウゾウを失くしてしまったのは
(ふかいきたないことばよどんでいる)
不快…汚い言葉淀んでいる
(ふかいそこなしぬまにおぼれていく)
深い…底なし沼に溺れていく
(ないたようにぼくはわらう)
泣いた様に僕は笑う
(なにかいいかけてもいいかけても)
何か言いかけても 言いかけても
(すべてがうそのようでくちをつぐむんだ)
全てが嘘のようで 口を噤むんだ
(それなのにまだあしたをまっている)
それなのにまだ明日を待っている
(くるったようにあかがしずむ)
狂った様に赤が沈む
(おいかけてもおいかけても)
追いかけても 追いかけても
(ぼくもまたゆがんでるんだ)
僕もまた歪んでるんだ
(ないたようにぼくはわらう)
泣いた様に僕は笑う
(なにかいいかけてもいいかけても)
何か言いかけても 言いかけても
(そしてただねがっているもえるようなそらよ)
そしてただ願っている 燃えるような空よ
(ぼくものこさずやきつくしてよ)
僕も残さず焼き尽くしてよ