スミレ/秦基博

(はなざかりきみのかおり)

花盛り 君の香り

(ぼくはすでにやにいぬかれてない)

僕はすでに 矢に 射抜かれてない?

(かたくかぎをかけていたはずなのに)

固く 鍵をかけていたはずなのに

(いともたやすくひらいたとびら)

いとも たやすく開いた扉

(むねをつらぬいたなつかしいいたみきみのせいだよわかってる)

胸を貫いた 懐かしい痛み 君のせいだよ わかってる?

(ｏｈｂａｂｙｓｕｄｄｅｎｌｙまよいこむもりのなかへ)

Oh Baby Suddenly 迷い込む 森の中へ

(きらめいてなぞめいてはなれない)

キラめいて 謎めいて 離れない

(まさかねきみはまぼろしもうおいかけてしまっている)

まさかね 君は幻? もう追いかけてしまっている

(きみがきえないように)

君が消えないように

(あとずさりうつむくきみ)

後ずさり うつむく君

(うるむひとみなぜになすすべもない)

潤む瞳 なぜに なす術も無い

(ちいさなはながさいてるみたいで)

小さな花が咲いてるみたいで

(しばらくぼくはみとれてたんだ)

しばらく僕は見とれてたんだ

(じかんもなくしたいちまいえのなかそのなみだだけひかって)

時間も失くした 一枚絵の中 その涙だけ 光って

(ｏｈｂａｂｙｓｕｄｄｅｎｌｙあかいろのみがはじけて)

Oh Baby Suddenly 赤色の実が はじけて

(くるしくてふれたくてばかみたい)

苦しくて 触れたくて バカみたい

(こいしないっていっていたのにきづけばおちてしまっている)

恋しないって言っていたのに 気付けば落ちてしまっている

(いきもできないほどに)

息も出来ないほどに

(こころやぶれたあとがうずくから)

こころ 破れた痕が疼くから

(だいじなことばのみこんじゃうんだ)

大事な言葉 飲み込んじゃうんだ

(でもさいげんなくあふれてくおもい)

でも 際限なく あふれてく想い

(きみがすきだよわらって)

君が好きだよ 笑って

(ｏｈｂａｂｙｓｕｄｄｅｎｌｙまよいこむもりのなかへ)

Oh Baby Suddenly 迷い込む 森の中へ

(きらめいてなぞめいてはなれない)

キラめいて 謎めいて 離れない

(このおもいまぼろしじゃないいまざわめくもりをかけてく)

この想い 幻じゃない 今 ざわめく森をかけてく

(きみがきえないように)

君が消えないように