LIFE

(ゆめにむかうと)

夢に向かうと

(いえをとびだした)

家を飛び出した

(あのひからそれなりにいきている)

あの日から それなりに 生きている

(はいきがすすって)

排気ガス吸って

(まずいみずをのんで)

まずい水を飲んで…

(いやなことにも)

嫌なことにも

(なぜかなれていく)

何故か慣れていく

(ああいつのまにか)

あぁ いつの間にか

(つきひはすぎさる)

月日は過ぎ去る

(ことしはうるおうひびであれ)

今年は潤う日々であれ

(あすふぁるとのうえ)

アスファルトの上

(つかれたからだで)

疲れた体で

(きょうもかえるよ)

今日も帰るよ

(あせばむよるのみちを)

汗ばむ夜の道を

(いつかはきっとさきほこる)

いつかは きっと咲き誇る

(あとにはもうひけない)

後にはもう ひけない

(このあしであるくと)

この足で歩くと

(きめたひから)

決めた日から

(ひとりでくらすこのまちに)

ひとりで暮らす　この街に

(いきたあかしのこす)

生きた証残す

(ゆれうごくせかいに)

揺れ動く世界に

(いきるなかで)

生きる中で

(てんめつしてる)

点滅してる

(るすでんにすこし)

留守電に少し

(きたいしたものの)

期待したものの

(それはままのこえ)

それはママの声

(げんきにしてる)

『元気にしてる?

(ちゃんとたべているの)

ちゃんと食べているの?』

(またおなじことばかり)

又同じことばかり…

(そうおもっても)

そう思っても

(ああひさしぶりに)

あぁ 久しぶりに

(かえってあまえたい)

帰って甘えたい

(わたしをうみおとしたひとよ)

私を産み落とした人よ

(なぜはなれてから)

何故 離れてから

(いまごろきづくのだろう)

今頃 気づくのだろう

(だいじなあなたの)

大事なあなたの

(ありがたさもいとしさも)

ありがたさも 愛しさも

(いまはまだきっとかえれない)

今はまだ きっと帰れない

(しごともやすめないし)

仕事も休めないし

(でもいつもおもってる)

でも いつも想ってる

(このばしょから)

この場所から

(ほこりたかくこんなじだいでも)

誇り高く こんな時代でも

(いきたあかしのこす)

生きた証残す

(このからだきえさる)

このからだ 消え去る

(そのときまで)

その時まで

(でもいつもおもってる)

でも いつも想ってる

(このばしょから)

この場所から

(ひとりでくらすこのまちに)

ひとりで暮らす この街に

(いきたあかしのこす)

生きた証残す

(ゆれうごくせかいに)

揺れ動く世界に

(いきるなかで)

生きる中で