だから、私は歌う

(あさのにおいに)

朝のニオイに

(せかされるたび)

急かされる度

(きょうのひづけの)

今日の日付の

(かんかくもうすれ)

感覚も薄れ

(びるのあいまで)

ビルの合間で

(そっといきをつく)

そっと息をつく

(あおいだそらが)

仰いだ空が

(こどくさそうよ)

孤独誘うよ

(やまのてのれーるにのって)

山の手のレールに乗って

(みなれたまちをかけていく)

見慣れた街を駆けていく

(いつでも)

いつでも

(とおいそらのしたで)

遠い空の下で

(あなたがねがっているから)

あなたが願っているから

(とおりすがるはるに)

通りすがる春に

(たちどまりたくない)

立ち止まりたくない

(たびだちをゆるした)

旅立ちを許した

(ちいさなそのからだぜんぶ)

小さなそのからだ全部

(しあわせにしたくて)

幸せにしたくて

(えらんだみちをうたう)

選んだ道を歌う

(さいきんずっとがいしょくのひび)

最近ずっと 外食の日々

(おもいなおしてうでをふるうよ)

思い直して 腕を振るうよ

(いまはただげんきだとしか)

今はただ 元気だとしか

(つたえることができないけど)

伝えることができないけど

(いつでも)

いつでも

(おなじそらのしたで)

同じ空の下で

(あなたをおもっているから)

あなたを想っているから

(むらがるこのまちで)

群がるこの街で

(たちどまりたくない)

立ち止まりたくない

(すめばみやこになる)

「住めば都」になる

(とうきょうのかぜをきって)

東京の風をきって

(あしたのまくをひらけ)

明日の幕を開け

(えらんだみちをうたう)

選んだ道を歌う

(あのひあなたがみせたなみだ)

あの日あなたが見せた涙

(わすれていない)

忘れていない

(どんなにまよっても)

どんなに迷っても

(あるいていけるよ)

歩いていけるよ

(いつでも)

いつでも

(とおいそらのしたで)

遠い空の下で

(あなたがねがっているから)

あなたが願っているから

(とおりすがるはるに)

通りすがる春に

(たちどまりたくない)

立ち止まりたくない

(たびだちをゆるした)

旅立ちを許した

(ちいさなそのからだぜんぶ)

小さなそのからだ全部

(しあわせにしたくて)

幸せにしたくて

(えらんだみちをうたう)

選んだ道を歌う

(えらんだみちをうたう)

選んだ道を歌う…