Colors

(はるのかぜがふきはじめるころには)

春の風が　吹き始める頃には

(すこしはおとなになれているのかな)

少しは大人になれているのかな

(ほどけかけたくつひもをなおしたら)

ほどけかけた　靴紐を直したら

(まえだけみてはしればいい)

前だけ見て走ればいい

(かたにはまるより)

型にはまるより

(はみだすくらいがいい)

はみ出すくらいがいい

(だれかのまねならもうやめにしようぜ)

誰かの真似ならもう止めにしようぜ

(はでにころんでもわらわれてもいい)

派手に転んでも　笑われてもいい

(だいじなことはじぶんじしんをしんじることだ)

大事なことは自分自身を信じることだ

(うまくなくてもばかにされても)

上手くなくても　バカにされても

(ぼくはぼくらしくだれのいろにもそまらないで)

僕は僕らしく誰の色にも染まらないで

(どんなみらいもこのきゃんばすに)

どんな未来もこのキャンバスに

(えがいていけるひかるねいろで)

描いていける　光る音色で

(まどのむこうちりはじめたさくらに)

窓の向こう　散り始めた桜に

(だれよりもはやくなつをかんじながら)

誰よりも早く夏を感じながら

(みえないごーるにふあんはあるけれど)

見えないゴールに不安はあるけれど

(あゆみはとめたくないんだ)

歩みは止めたくないんだ

(あきらめるりゆうなら)

諦める理由なら

(いくつもあるけど)

幾つもあるけど

(あきらめたくないきもちはひとつでいいだろう)

諦めたくない気持ちは一つでいいだろう

(「あしたもあるから」なんてまっていたら)

「明日もあるから」なんて待っていたら

(どんなちゃんすがちかくにきてもてをのばせない)

どんなにチャンスが近くに来ても手を伸ばせない

(このりょうてにしかつかめないものが)

この両手にしか掴めないものが

(ぼくのあしたをいろどっていくいろにかわる)

僕の明日を彩っていく色に変わる

(きみもきみだけのいろできゃんばすに)

君も君だけの色でキャンバスに

(おおきくゆめをえがいてみてよ)

大きく夢を描いてみてよ

(なんどもかきなおしてぐちゃぐちゃになった)

何度も描き直してぐちゃぐちゃになった

(きゃんばすはきみがここまでがんばったあかしだろう)

キャンバスは君が此処まで頑張った証だろう

(きみのかわりはだれもできないから)

君の代わりは誰も出来ないから

(きみのえがいたゆめのつづきはじぶんでえがこう)

君の描いた夢の続きは自分で描こう

(どんなみらいもこのきゃんばすに)

どんな未来もこのキャンバスに

(ぼくはえがくよひかるねいろで)

僕は描くよ　光る音色で