彼の王は泥より生まれた

(せんのけんとさんのえいゆうがかのおうのもとにつどいしとき)

千の剣と三の英雄が彼の王の元に集いし時

(せいぎをなしあくをくじくｔｒｏｕｐｅとなろう)

正義を為し悪を挫く軍勢となろう

(きんのかみをかぜになびかせ)

黄金の髪を風になびかせ

(せんじんをかけるかのおうが)

先陣を駆ける彼の王が

(ひとならざるものであることを)

人ならざる者である事を

(だれもがしらぬ)

誰もが知らぬ

(けがれしどろからうまれた)

穢れし泥から生まれた

(そのおとこは)

その男は

(それでもひとのためにきょうも)

それでも人のために今日も

(せんじょうをゆく)

戦場を往く

(ともとともに)

戦友と共に

(さだめをむねに)

運命を胸に

(つきすすむどろのそるじゃー)

突き進む泥の戦士

(あいされるため)

愛されるため

(たたかうんじゃない)

戦うんじゃない

(あいするゆえにたたかうのだ)

愛する故に戦うのだ

(たとえせかいのすべてのひとが)

たとえ世界のすべての人が

(ぜつぼうにさいなまれても)

絶望に苛まれても

(たとえそのみがいつかひびわれ)

たとえその身がいつかひび割れ

(くずれゆくひがこようとも)

崩れゆく日が来ようとも

(ああ　かれはゆく)

嗚呼　彼は往く

(ただせいぎのため)

ただ正義の為

(あなたのそのみに)

「あなたのその身に」

(ちがかよっていなくても)

「血が通っていなくても」

(わたしはあなたの)

「私はあなたの」

(そばにいる)

「そばにいる」

(そういってくれたひとがいた)

そう言ってくれた人がいた

(そしてふたりはむすばれた)

そして二人は結ばれた

(ひとをあいするそのこころが)

人を愛するその心が

(きせきをおこす)

奇跡を起こす

(うまれたわがこたちのため)

生まれた我が子達の為

(かれはきょうもゆく)

彼は今日も往く

(ともとともに)

戦友と共に

(さだめをむねに)

運命を胸に

(つきすすむどろのそるじゃー)

突き進む泥の戦士

(あいされるため)

愛されるため

(たたかうんじゃない)

戦うんじゃない

(あいするゆえにたたかうのだ)

愛する故に戦うのだ

(たとえせかいのすべてのひとが)

たとえ世界のすべての人が

(ぜつぼうにさいなまれても)

絶望に苛まれても

(たとえそのみがいつかひびわれ)

たとえその身がいつかひび割れ

(くずれゆくひがこようとも)

崩れゆく日が来ようとも

(ああ　かれはゆく)

嗚呼　彼は往く

(ただせいぎのため)

ただ正義の為