君を浮かべて

(だいじなものはなに？ときかれたら)

大事なものは何？と聞かれたら

(きっとまよわずにじぶんとこたえる)

きっと迷わずに自分と答える

(みにくいかな)

醜いかな

(このよにどれくらいのいのちがあるかなんて)

この世にどれくらいの命があるかなんて

(そうぞうもできないよな)

想像もできないよな

(ぼくだけかな)

僕だけかな

(つなぎとめること)

繋ぎとめること

(とおいはなしのようだけれど)

遠い話のようだけれど

(それをあいだとおもえたらできるきがするよ)

それを愛だと思えたら　できる気がするよ

(いつかじゃなくて、もしもじゃなくて)

いつかじゃなくて、もしもじゃなくて

(いまぼくらをよぶこえがする)

いま僕らを呼ぶ声がする

(「だれか」はきっとぼくにとってのきみのようなひと)

「誰か」はきっと僕にとっての君のような人

(わずかなものでいいんだよ)

わずかなものでいいんだよ

(ほんのすこしだけ)

ほんのすこしだけ

(「やさしさ」なんてよばなくたってみつけられるから)

「優しさ」なんて呼ばなくたって見つけられるから

(なにができるだろう)

何ができるだろう

(なにができるだろう)

何ができるだろう

(じぶんじしんにとえたらみつけられるから)

自分自身に問えたら見つけられるから

(いつかはなくて、もしもはなくて)

いつかはなくて、もしもはなくて

(ずっとさきのことではなくて)

ずっと先のことではなくて

(「だれかがきっと」)

「誰かがきっと」

(ちがうよ、きみがひつようなんだよ)

違うよ、君が必要なんだよ

(そっとつつみこむように)

そっと包み込むように

(ぎゅっとだきしめるように)

ぎゅっと抱きしめるように

(やわらかくもちからづよくひとにむかいあえるひとでありたい)

柔らかくも力強く人に向かい合える人でありたい

(きっときっかけはすぐそばに)

きっときっかけはすぐそばに

(もっとめをこらせばそこに)

もっと目を凝らせばそこに

(どこかじゃなくてとおくじゃなくて)

どこかじゃなくて遠くじゃなくて

(きっとそのてのとどくきょりのこと)

きっとその手の届く距離のこと

(「だれか」じゃなくてきみをまってるひとがいるんだよ)

「誰か」じゃなくて君を待ってる人がいるんだよ

(いつかじゃなくて、もしもじゃなくて)

いつかじゃなくて、もしもじゃなくて

(ぼくらにできること、あしたをつなぐこと)

僕らにできること、明日を繋ぐこと

(「だれか」はきっとぼくにとってのきみのようなひと)

「誰か」はきっと僕にとっての君のような人

(だいじなものはなに？ときかれたときには)

大事なものは何？と聞かれた時には

(まよわずにきみとこたえられるひとでありたい)

迷わずに君と答えられる人でありたい