彷徨う日々とファンファーレ

(さいれんとむーびーのようにことばなくたって)

サイレントムービーのように言葉なくたって

(なんだってわかってる)

何だって分かってる

(かわってくことだってしってる)

変わってくことだって知ってる

(さよなら、さだめだ、しょうがないよな)

さよなら、運命だ、しょうがないよな

(こいだってあいだってなんだってやがてわすれるかんたんに)

恋だって愛だってなんだってやがて忘れる簡単に

(いっしょうのちかいもいっしゅんのつがいも)

一生の誓いも一瞬のつがいも

(きみもそうだとおもってたよ)

君もそうだと思ってたよ

(こうさてん、すれちがうひとなみ)

交差点、すれ違う人波

(ぐうぜんをまってることにきがついて)

偶然を待ってることに気がついて

(たまらなくなって)

たまらなくなって

(あいたいだけ)

会いたいだけ

(ああ、いたいだけ)

嗚呼、痛いだけ

(ひびがすぎてゆく)

日々が過ぎてゆく

(くらいよとたしかなはいらいと)

暗い夜と確かなハイライト

(やけにひびくふぁんふぁーれ)

やけに響くファンファーレ

(あいたいだけ)

会いたいだけ

(ああ、いたいだけ)

嗚呼、痛いだけ

(きみにはなしたい)

君に話したい

(わらいごと、つらいこと、つたえたいこと)

笑いごと、辛いこと、伝えたいこと

(かんじょうのすみからすみまで)

感情の隅から隅まで

(きっといつかめろでぃーにかわって)

きっといつかメロディーに変わって

(なみだぐんだひびをわらって)

涙ぐんだ日々を笑って

(これでよかったんだと)

これでよかったんだと

(じぶんをだましてしまうようなきがした)

自分を騙してしまうような気がした

(かなしいもうれしいも)

悲しいも嬉しいも

(つよがりのすきをみてそっとにげだして)

強がりの隙を見てそっと逃げ出して

(ろじうら、こどくのはきだめでうたをうたって)

路地裏、孤独の掃き溜めで歌を歌って

(らららこころよ、なにもかも)

ラララ　心よ、なにもかも

(らららおいこしてしまえよ)

ラララ　追い越してしまえよ

(らららいいわけだらけのあたまはやくたたず)

ラララ　言い訳だらけの頭は役立たず

(なんどもくりかえすじもんじとう)

何度も繰り返す自問自答

(ぐうぜんをまってもなにもかわらないな)

偶然を待っても何も変わらないな

(わかっているんだ)

わかっているんだ

(あいたいだけ)

会いたいだけ

(ああ、いたいだけ)

嗚呼、痛いだけ

(ひびをおもいかえす)

日々を思い返す

(あまいよとじはんきのらいと)

甘い夜と自販機のライト

(やけんないてるかんたーびれ)

野犬鳴いてるカンタービレ

(あいたいだけ)

会いたいだけ

(ああ、いたいだけ)

嗚呼、痛いだけ

(きみがおどっている)

君が踊っている

(にびいろのまちがとわいらいと)

鈍色の街がトワイライト

(ゆめからさめてないたって)

夢から覚めて泣いたって

(とけい、はりぐるぐると)

時計、針ぐるぐると

(じかんぎれがちかづくあいず)

時間切れが近づく合図

(ておくれになるまえにしょうじきになれよ)

手遅れになる前に正直になれよ

(あいたいだけ)

会いたいだけ

(あいたいだけ)

会いたいだけ

(きみをおもっている)

君を想っている

(くらいよにかすかなひかりを)

暗い夜にかすかな光を

(ゆれるあしたにふぁんふぁーれ)

揺れる明日にファンファーレ

(あいたいだけ)

会いたいだけ

(あいたいだけ)

会いたいだけ

(きみがまぶたのうら、やきついて)

君が瞼の裏、焼き付いて

(いまもせんめいに、わらったりないたりいそがしいな)

いまも鮮明に、笑ったり泣いたり忙しいな

(ただあてもなくさまようひびからはさよなら)

ただあてもなく彷徨う日々からはさよなら

(きみのもとへはしるばすにとびのって)

君のもとへ走るバスに飛び乗って