夏目友人帳　台詞集

(にんげんはむちゃしたってつよくはならない。まずはじぶんをしることだよ。)

人間は無茶したって強くはならない。まずは自分を知ることだよ。

(たにんとわかりあうのはむずかしいことだよ。だれにとってもね。)

他人と分かりあうのは難しいことだよ。誰にとってもね。

(そうじゃあなつめくんのたからものなのね)

そう…じゃあ夏目君の宝物なのね

(やさしいものはすきです。あたたかいものもすきです。だからひとがすきです。)

優しいものは好きです。暖かいものも好きです。だから人が好きです。

(おまえたちをのこしてさるようなぬしだったのか？)

お前たちを残して去るような主だったのか？

(かりにもささえようとこころにきめたならぬしをしんじよ)

仮にも支えようと心に決めたなら主を信じよ

(じぶんをたいせつにできないやつはだいきらいだよ。)

自分を大切にできない奴は大嫌いだよ。

(まもってやるさ。よわいおまえがよぶのならば)

守ってやるさ。弱いお前が呼ぶのならば

(ひとはげんきんではくじょうよ)

人は現金で薄情よ

(あいたければ、じぶんからあいにいけばいい。それだけのはなしだ。)

逢いたければ、自分から逢いに行けばいい。それだけの話だ。

(もういいのかい？もうひとりでもへいきかい？)

もういいのかい？もう一人でも平気かい？

(いちどあいされてしまえばあいしてしまえばもうわすれることなどできないんだよ)

一度愛されてしまえば愛してしまえばもう忘れる事などできないんだよ

(ありがとうなつめどの、むかしもいまもにんげんとはかわいいもんだね)

ありがとう夏目殿、昔も今も人間とは可愛いもんだね

(すまなかったなひとのこよ、わたしをふじょうとおそれなかったのはきみとれいこだけだ。)

済まなかったな人の子よ、私を不浄と恐れなかったのは君とレイコだけだ。

(ぼくのなまえがかいてあります。ぼくをこぶんにしてください。)

僕の名前が書いてあります。僕を子分にしてください。

(よかった、なつめたのしそうだった。さみしくなんかなかった。)

よかった、夏目楽しそうだった。淋しくなんかなかった。

(きみはやさしいこだよ。やさしいただのこどもだよ。)

君は優しい子だよ。優しいただの子どもだよ。

(おまえはれいことちがうね。おまえはひとがすきなんだな。)

お前はレイコとちがうね。お前は人が好きなんだな。

(おたがいきをつかいあってるなんてかぞくじゃないだろ？)

お互い気を遣いあってるなんて家族じゃないだろ？

(そんなこといわれてもいまのかおをみればうそつかれてるくらいわかるんだ)

そんな事言われても今の顔を見れば嘘つかれてるくらいわかるんだ