かみさま

(せーのでいきをすって)

せーので息を吸って

(すたーとだっしゅきったぼくらは)

スタートダッシュきった僕らは

(こえあげてないてたんだよ)

声あげて泣いてたんだよ

(きみにおいついて)

君に追いついて

(ちゃんとであえるように)

ちゃんと出会えるように

(わらうこともおぼえたんだ)

笑う事も覚えたんだ

(からっぽのあたまんなかに)

空っぽの頭ん中に

(どれだけのかなしみとよろこびをつめられるのか、)

どれだけの悲しみと喜びを詰められるのか、

(それがしょうぶさ)

それが勝負さ

(たかなっているこのしんぞうの)

高鳴っているこの心臓の

(こどうがとまってしまうそのまえに)

鼓動が止まってしまうその前に

(きみにあいにゆくんだ)

君に会いに行くんだ

(かみさまさえもつくれなかったものを)

神様さえも作れなかった物を

(つくってみせたいんだよ)

作ってみせたいんだよ

(さぁおてをはいしゃく)

さぁお手を拝借

(はくしゅのおとにおびえないでよ)

拍手の音に怯えないでよ

(きみにであって)

君に出会って

(かわってゆくひびに)

変わって行く日々に

(あせりはしないよだって)

焦りはしないよ　だって

(あのときないてたわけって)

あの時泣いてたわけって

(たぶんこれがおわるころには)

多分これが終わる頃には

(きづいてるはずだから)

気付いてるはずだから

(たかなっているこのしんぞうの)

高鳴っているこの心臓の

(こどうをきみにきいてほしいから)

鼓動を君に聞いて欲しいから

(はしりつづけるんだ)

走り続けるんだ

(かなしみだってよろこびだって)

悲しみだって喜びだって

(きみがいればぜんぶかなうからいま)

君がいれば全部叶うから　今

(さぁおてをはいしゃく)

さぁ　お手を拝借

(はくしゅのおとにおびえないでよ)

拍手の音に怯えないでよ

(いきてたいとねがうことは)

生きてたいと願う事は

(おわりにちかづくこと)

終わりに近づく事

(それでもあのときないていたわけをしりたくて)

それでもあの時泣いていたわけを知りたくて

(きょうもすこしずついのちをへらしてゆくんだ)

今日も少しずつ命を減らしていくんだ

(だからいますぐ)

だから今すぐ

(たかなっているこのしんぞうの)

高鳴っているこの心臓の

(こどうがとまってしまうそのときにさ)

鼓動が止まってしまうその時にさ

(きみにつたえるんだ)

君に伝えるんだ

(「あのときながしたなみだはきっと)

「あの時流した涙はきっと

(きみとぼくとのすべてをみすかすように)

君と僕との全てを見透かすように

(うれしくってたまらなくって)

嬉しくって　たまらなくって

(あふれだしたんだよ」)

溢れ出したんだよ」