ハングリーニコル

(あなたはうそがしんじつにみえた)

あなたは嘘が真実に見えた

(とてもじゃないがすくえないすくえない)

とてもじゃないが　救えない　救えない

(かちくのようにこえてたらしてうれのこりをまっていた)

家畜の様に肥えて垂らして　売れ残りを待っていた

(あなたはどうもしいてきにみえた)

あなたはどうも恣意的に見えた

(そのふらちなたいどもしたい？もしたい)

その不埒な態度　Q.「模したい？」A.「燃したい」

(さげすまないでいいまかしてみてよ)

蔑まないで言い負かしてみてよ

(ひとつおぼえにぴーすおぶけいく)

一つ覚えにピースオブケイク

(ぎりぎりぎりに)

限り　限り　限りに

(ぎりぎりぎりで)

義理　義理　義理で

(だきょうしてまじわったあなたがわらうから)

妥協して交わった　あなたが笑うから

(きづかれないよにきみがすべてだって)

気付かれないよに「君がすべてだ」って

(ほこらしげなんだって)

誇らしげなんだって

(いたったったった)

イタったったった

(いたみとくのうのみつのすきま)

痛みと苦悩の蜜の隙間

(おろかなむくろにはいよるなんせんす)

愚かな骸に　這い寄るナンセンス

(ろくにかみもせずさのみこんだ)

ろくに噛みもせずさ飲み込んだ

(きみのごうだろう)

君の業だろう

(ｔｅａｔｅａ)

tea tea

(りゅういんがさがらねぇ)

溜飲が下がらねぇ

(ｍｅａｔｍｅａｔ)

meat meat

(ていよりなあらわせ)

体より名表せ

(ｄｒｉｎｋｄｒｉｎｋｄｒｉｎｋｄｒｉｎｋ)

drink drink drink drink

(きょぎのヴぃんてーじわいん)

虚偽のヴィンテージワイン

(はいまんぞくですりたいあ)

はい満足です　再起不能

(きみのかさがじゅうじかにみえた)

君の傘が十字架に見えた

(やどるもどうせさいごにゃしょうしたい)

宿るもどうせ　最期にゃ　焼死体

(おびただしいりあるをはむので)

夥しいリアルを喰むので

(やけににごったないぞうもん)

やけに濁った内臓物

(ぼくのせかいがわいしょうにみえた)

僕の世界が矮小に見えた

(さもありなんがどしがたいどしがたい)

然もありなんが　度し難い　度し難い

(きづかわないでいいつつあじしめ)

「気遣わないで」言いつつ味占め

(くせみたいにこびへつらう)

癖みたいに媚び諂う

(ぎりぎりぎみに)

限り　限り　気味に

(きりきりきりと)

キリ　キリ　キリと

(くびしめてたっていかんせんこりないね)

首絞めてたって　如何せん懲りないね

(つれづれなったってばりざんぼうされたって)

徒然なったって　罵詈讒謗されたって

(くちるまでおどるよ)

朽ちるまで踊るよ

(らったったった)

らったったった

(いびつなにくよくえごのすきま)

歪な肉欲・エゴの隙間

(きおくのねぐらではびこるせんてんす)

記憶の塒で　蔓延るセンテンス

(うやうやしさだけがやみついた)

恭しさだけが病みついた

(おのれのばつでしょう)

己の罰でしょう

(ｌｅａｆｌｅａｆ)

leaf leaf

(にがくてわかすぎた)

苦くて若過ぎた

(ｓｔｅａｍｓｔｅａｍ)

steam steam

(せいろはたたぬように)

正路は断たぬように

(ｐｉｇｐｉｇｐｉｇｐｉｇ)

pig pig pig pig

(どれいせんげんみたいなこくはくね)

奴隷宣言みたいな　告白ね

(いやいや)

嫌々

(いたみとくのうのみつのすきま)

痛みと苦悩の蜜の隙間

(おろかなむくろにはいよるなんせんす)

愚かな骸に　這い寄るナンセンス

(はけずのみほしたことばはいま)

吐けず飲み干した言葉は今

(きみのおくだろう)

君の奥だろう

(しつぼうのべにでそめろぷりま)

失望の紅で染めろプリマ

(ぎょくさいかくごであいよるしょーだんす)

玉砕覚悟で相寄るショーダンス

(ろくにさばきもせずさしだした)

ろくに裁きもせず差し出した

(きみのよくはもう)

君の欲はもう

(ｍｅａｌｍｅａｌ)

meal meal

(さいごのばんさんに)

最後の晩餐に

(ｇｈｏｔｉｇｈｏｔｉ)

ghoti ghoti

(めからうろことびだしゃあ)

眼から鱗飛びだしゃあ

(ｓｈｅｅｐｓｈｅｅｐｓｈｅｅｐｓｈｅｅｐ)

sheep sheep sheep sheep

(ぎせいせいしんにはさいげんないぜみたいなきょうげん)

犠牲精神には際限ないぜ　みたいな狂言

(もうまんぷくですりたいあいやいや)

もう満腹です　再起不能　嫌々