青い空の下

(あおいそらのしたきゃりーがらがらころがし)

青い空の下　キャリーガラガラ転がし

(ちかくのこんびににいってじゅーすをかう)

近くのコンビニに行ってジュースを買う

(あおいそらのしたそとにでてかぎをなげすて)

青い空の下　外に出てカギを投げ捨て

(やっとみつけてかえったひとんちのにおいがした)

やっと見つけて帰った　他人の家の匂いがした

(ないふもたされわたしころしてみなといわれたらすぐに)

ナイフ持たされ「私殺してみな」と言われたらすぐに

(みぎのむねのほうさすよ)

右の胸の方　刺すよ？

(ごごにじはん)

午後２時半

(てれびみながらきみのえがおをうかべげろをはく)

テレビ見ながら君の笑顔を浮かべ　ゲロを吐く

(ゆめのなかぐるぐるめりーごーらんどのなかをぎゃくそうする)

夢の中　ぐるぐるメリーゴーランドの中を逆走する

(あおいそらのしたかさをさしてわらおうよ)

青い空の下　傘をさして笑おうよ

(かえるがつぶれてるのをみつけてなく)

カエルがつぶれてるのを見つけて泣く

(あおいそらのしたあせたきみのえがおはときにわたしのなかでさらさらとながれる)

青い空の下　褪せた君の笑顔は時に私の中でサラサラと流れる

(さかさまなこのせかいでりんごをさかさにたたせよう)

逆さまなこの世界でリンゴを逆さに立たせよう

(ぐるぐるまわすまんげきょうのなかにれっとうかんをみた)

ぐるぐる回す万華鏡の中に劣等感を見た

(たいようのようなあかるさのきみのわらうかおみずにしずめた)

太陽の様な明るさの君の笑う顔水に沈めた

(あのくもはそんなわたしのかるくておもたいからだをもってくれる)

あの雲はそんな私の軽くて重たい体を以ってくれる

(あめがのぼっていくのをながめきみのかさこうもりがさにする)

雨が昇って行くのを眺め君の傘コウモリ傘にする

(あかいそらのしたまちがもえているようだ)

赤い空の下　街が燃えているようだ

(ゆうひがわたしのこころあたためたの)

夕陽が私の心温めたの

(あかいそらのしたきみとのしゃしんをやぶりすて)

赤い空の下　君との写真を破り捨て

(るるるるるるるらんらららん)

ルルルルルルルランラララン

(すきっぷでかえろう)

スキップで帰ろう

(たかくたかくもっとたかくのろしをあげようか)

高く高くもっと高く狼煙を上げようか

(ここにしあわせはないとしらせるための)

ここに幸せはいと知らせるための

(とおくとおくもっととおくといっておいたうえで)

「遠く遠くもっと遠く」と言っておいた上で

(そのかみひこうきはなげないでね)

その紙飛行機は投げないでね

(あおいそらのしたきみとわらいおどったのをおもいだしてどこかこいしくなる)

青い空の下　君と笑い踊ったのを思い出してどこか恋しくなる

(しろいくものうえわたしゆらりゆられてふうせんのようにどこまでもおよぐの)

白い雲の上　私ゆらり揺られて風船の様にどこまでも泳ぐの

(もういっかい)

もういっかい！

(あおいそらのしたきみとわらいおどったのをおもいだしてどこかせつなくなるの)

青い空の下　君と笑い踊ったのを思い出してどこか切なくなるの

(あかいくものうえでちきゅうにかくれるたいようをみつけた)

赤い雲の上で地球に隠れる太陽を見つけた

(またあしたね)

また明日ね