スノウループ

(きせつどおりをゆくはなやかなぱれーどをおもって)

季節通りを行く華やかなパレードを想って

(あめだったはずのそとがしろくそまり)

雨だったはずの外が白く染まり

(いたみとともにはいたことばがだいちにかえってく)

痛みと共に吐いた言葉が大地に返ってく

(あたふたどあべるたちもここちわるそうに)

あたふたドアベルたちも心地悪そうに

(かなしくないのにかなしいおとをたてた)

悲しくないのに悲しい音を立てた

(ちっともおもいどおりにいかないぞなんだよ)

ちっとも思い通りにいかないぞなんだよ

(ぐだぐだいうのもださいななんてね)

グダグダ言うのもダサいな　なんてね

(ことしもゆきがふりぼくはあなたがまたみえなくなった)

今年も雪が降り　僕はあなたがまた見えなくなった

(しんじてるけどはがゆいからきずがうずくんだよ)

信じてるけど歯がゆいから傷が疼くんだよ

(うつろうそんなきもちはいまきおくのかなた)

移ろう?　そんな気持ちは今記憶の彼方

(きせつどおりをゆくはなやかなぱれーどをおもって)

季節通りを行く華やかなパレードを想って

(いきかうひとのむれがまちをいろどり)

行き交う人の群れが街を彩り

(ばれないようにはいたためいきがそらにかえってく)

ばれないように吐いたため息が空に帰ってく

(あなたのかげさがしてもいみがないから)

あなたの影探しても　意味がないから

(たのしくないのにたのしいふりをしてた)

楽しくないのに楽しいフリをしてた

(しったふうならぶそんぐはとうていきらいだから)

知った風なラブソングは到底嫌いだから

(もやもやてきとうなうたをうたってる)

もやもや　適当な歌を歌ってる

(ことしもゆきがふりぼくはあなたがまたみえなくなった)

今年も雪が降り　僕はあなたがまた見えなくなった

(それがあまりにきれいだからなんだかわらったよ)

それがあまりにキレイだから　なんだか笑ったよ

(すれちがったままはぐれたあのことばたちさえも)

すれ違ったままはぐれたあの言葉たちさえも

(きせつどおりをゆくはなやかなぱれーどをおもって)

季節通りを行く華やかなパレードを想って

(ゆきがふりぼくはあなたがまたみえなくなった)

雪が降り　僕はあなたがまた見えなくなった

(しんじてるけどはがゆいからきずがうずくんだよ)

信じてるけど歯がゆいから傷が疼くんだよ

(うつろうそんなきもちはいまきおくのかなた)

移ろう?　そんな気持ちは今記憶の彼方

(きせつどおりをいくはなやかなぱれーどを)

季節通りを行く華やかなパレードを

(ほらあるきだすいつかをさがすぼくはぼくをみてる)

ほら歩き出す　いつかを探す　僕は僕を見てる

(しんぱいなんかしてないんだよひびいてｒｉｎｇｒｉｎｇｒａｎｇ)

心配なんかしてないんだよ　響いてring ring rang

(いまはこたえがわからなくてもぼくはぼくをみてる)

今は答がわからなくても　僕は僕を見てる

(きせつどおりをゆくはなやかなぱれーどをおもって)

季節通りを行く華やかなパレードを想って

(きれまがひかりをよんでぎんにそまるとき)

切れ間が光を呼んで　銀に染まる時

(かねのねがきこえたよきのせいじゃないよね)

鐘の音が聞こえたよ　気のせいじゃないよね