A Secret Adventure
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歌詞(問題文)
(まよなか)
真夜中
(にじをすぎ)
二時を過ぎ
(だれもがねむりにつくよいに)
誰もが眠りに付く宵に
(ふたりはつれだって)
二人は連れ立って
(いままちをぬけだす)
今町を抜け出す
(ねえ、めりー)
「ねえ、メリー」
(それはありふれた)
それはありふれた
(いつものささやきからはじまって)
いつもの囁きからはじまって
(どこかあいまいさをおびた)
どこか曖昧さを帯びた
(そんなしせんがここちよいかもね)
そんな視線が心地よいかもね
(ねえ、どこへ)
「ねえ、何処へ?」
(それはわかりきった)
それはわかりきった
(いつものささやきからはじまった)
いつもの囁きからはじまった
(りんとこころにひびきつつも)
凛と心に響きつつも
(どこかいつもよりたよりなく)
どこかいつもより頼りなく
(ゆめのはなしをきかせてよ)
夢の話を聞かせてよ
(そこからはじまるたびがきっとあるのだからね)
そこから始まる旅がきっとあるのだからね
(そうしてまたちずをかたてに)
そうしてまた地図を片手に
(くらいまちのかたすみから)
冥い街の片隅から
(ふたりはよるをかける)
二人は夜を駆ける!
(めぐりめぐるほしぞらのした)
めぐりめぐる星空の下
(ゆめをうつつにかえるために)
夢を現に変えるために
(ゆめにあらずしてゆめをちがえれば)
夢に非ずして夢を違えれば
(このせかいもゆめにかえる)
この世界も夢に還る
(てをとりあって)
手を取り合って
(ふたりでひとつのぶたい)
二人で一つの舞台
(ずじょうにはいざよいのつき)
頭上には十六夜の月
(いつものにちじょうがときに)
いつもの日常がときに
(どこかしらたいくつなものにみえて)
どこかしら退屈なものに見えて
(だからさがしたいのかしら)
だから探したいのかしら
(おとぎばなしのそのむこうがわを)
御伽噺のその向こう側を
(なりゆきにまかせゆくままに)
成り行きに任せゆくままに
(すべてがにせものにかわってゆく)
全てが偽物に変わってゆく
(もはやこのことばでさえも)
もはやこの言葉でさえも
(しんじることがおそろしいの)
信じることが恐ろしいの
(てんたかくてるつきは)
天高く照る月は
(それでもほんものであってほしいとねがいつつ)
それでも本物であって欲しいと願いつつ
(かぎりなくちぢめていくきょり)
限りなく縮めていく距離
(ほかのだれよりもなによりも)
ほかの誰よりも何よりも
(じゅんすいにちかづく)
“純粋”に近づく。
(めぐりめぐるほしぞらのした)
めぐりめぐる星空の下
(いつわりのないものをさがすために)
偽りのないものを探すために
(すべてがどこかむきしつなのは)
全てがどこか無機質なのは
(ごうせいだらけのせかいだから)
合成だらけの世界だから?
(てをとりあって)
手を取り合って
(ふたりでひとつのぶたい)
二人で一つの舞台
(かんきゃくはいらないよね)
観客は要らないよね
(やまない)
止まない
(むねのうちのざわめき)
胸の内のざわめき
(いつかはとおいところへ)
いつかは遠いところへ
(ふたりでいきたいよね)
二人で行きたいよね
(ねえ)
ねえ…
(ねえ)
ねえ…
(これからもそばにいれるよね)
“これからも傍にいれるよね?”
(これからもそばにいてよね)
“これからも傍にいてよね?”
(おなじようでびみょうにことなることばは)
同じようで微妙に異なる言葉は
(よるにきえいく)
夜に消え行く
(そして)
そして
(めぐりめぐるほしぞらのした)
めぐりめぐる星空の下
(めぐりあわせたふたりはいま)
めぐりあわせた二人は今
(あしたへとすすむ)
明日へと進む
(そのさきにまつ)
その先に待つ
(すべてをおいもとめながら)
全てを追い求めながら
(てをつよくにぎって)
手を強く握って
(ふたりでひとつのせかい)
二人で一つの世界
(ひそやかなるぼうけんは)
密やかなる冒険は
(ひそやかにまくをあける)
密やかに幕を開ける