亡国のネメシス
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歌詞(問題文)
(やけたのはらにたたずむこども)
焼けた野原に佇む子供
(むりょくなそのてではかをほりつづける)
無力なその手で 墓を掘り続ける
(いくさばのあとでなもしらぬしょうねんと)
戦場の跡で 名も知らぬ少年と
(のこったむくろたちにつちをかぶせた)
残った躯達に土を被せた
(うばい、うばわれのこったぜつぼうにくみあったはてに)
奪い、奪われ 残った絶望 憎み合った果てに
(ひえたむくろをだいてあたたかなめがとじていくそのたび)
冷えた躯を抱いて 温かな瞳が閉じていくその度
(むせびないた)
咽び泣いた
(はかなくちったいのちをなげきながら、ただとむらうこのてではなにをまもれるだろう)
儚く散った命を 嘆きながら、ただ弔う この手では 何を守れるだろう
(おわりなきあらそいをいつかともにとめるなくすそのために)
終わりなき争いをいつか ともに 止める 無くす その為に
(いきよう)
生きよう
(こころのなか、みせあっていえぬきずもわかちあったしんじてきみとかたりあった)
心のなか、見せ合って 癒えぬ傷も分かち合った 信じて 君と語り合った
(おさなきひのやくそくをこのてでかなえるとちかって)
幼き日の約束を この手で叶えると誓って
(かこをわすれてときはながれる)
過去を忘れて 時は流れる
(ちぬられたけいふはいつまでつづくのか)
血塗られた系譜は いつまで続くのか
(うばわれしちできぼうをかかげけんをぬく)
奪われし地で 希望を掲げ剣を抜く
(かわしたやいばのさきなつかしいきみがいた)
交わした刃の先 懐かしい君がいた
(あのひのきみをしんじてすすんでさがしつづけていた)
あの日の君を 信じて進んで 探し続けていた
(いま、めのまえのきみとおもかげをやっとみつけてぼくら)
今、目の前の君と 面影をやっと見つけて 僕ら
(たたかうなんて)
戦うなんて
(あふれだしたなみだをぬぐいもせずやいばをむくつぐないをゆるされるのなら)
溢れ出した涙を拭いもせず 刃を向く 償いを許されるのなら
(ほろぼされたそのみらいを、くにをきみをかえせまもるとさけんで)
滅ぼされたその未来を、国を 君を 返せ 守る と叫んで
(とどかない)
届かない
(ことばはもう、とどかずにそのやいばをうけつづけるしんじてきみをまちつづけた)
言葉はもう、届かずに その刃を受け続ける 信じて 君を待ち続けた
(おさなきひのやくそくははたされぬままにきえていった)
幼き日の約束は 果たされぬままに 消えていった
(はかなくちったなみだを、のこしためを、あしたへとつなぐいのちとして、むくわれぬのなら)
儚く散った涙を、残した芽を、明日へと繋ぐ 命賭して、報われぬのなら
(きみとみてたゆめのさきをまもりうばいはたすすてるそのために)
君と見てた夢の未来を守り 奪い 果たす 捨てる その為に
(たたかう)
戦う
(こころさえもあざむいてきみのもとへやいばをむくしんじてきみをまちつづける)
心さえも欺いて 君のもとへ刃を向く 信じて 君を待ち続ける
(おろかなひのやくそくをこのてでかなえるそのときまで)
愚かな日の約束を この手で叶えるその時まで