神風 / コブクロ

(きみのめをみてぼくはまほうにかかっちゃったんだ)

君の目を見て僕は魔法にかかっちゃったんだ

(すれちがいざまにこおりつきひざからくずれおちた)

すれちがいざまに凍りつき　ひざから崩れ落ちた

(そんなぼくなんてきみはきにもかけずさってった)

そんな僕なんて君は気にもかけず去ってった

(ふりむきめでおいかけたひざのすなはらいながら)

振り向き　目で追いかけた　膝の砂はらいながら

(かなわぬこいだとかまわりはいうけれど)

かなわぬ恋だとかまわりは言うけれど

(だれもかなわぬほどいまきみにこいしてんだもんね)

誰もかなわぬほど今君に恋してんだもんね！

(あなたのなまえもわからないままろうかのすみっこで)

あなたの名前も分からないまま　廊下のすみっこで

(あんまりわたしをじろじろみないで)

「あんまり私をジロジロ見ないで」

(ぼくはしずかにうつむいた)

僕は静かにうつむいた…

(そんなことばでぼくはぷらすにかわっちゃったんだ)

そんな言葉で僕はプラスに変わっちゃったんだ

(すれちがうたびにみつめてたぼくにきづいてたんだ)

すれちがう度に見つめてた　僕に気づいてたんだ

(ぼくのめをみてきみはまほうにかかっちゃったんだ)

「（僕の目を見て君は魔法にかかっちゃったんだ！）」

(こころでつぶやいてみた)

ココロでつぶやいてみた

(んなわけないとわらいながら)

「・・んなわけない！」と、笑いながら

(かなわぬこいだけにまわりももえている)

かなわぬ恋だけにまわりも燃えている

(あせるなまようなとかどうだとか)

「あせるな！」「迷うな！」とかどうだとか

(しんじないんだもんね)

信じないんだもんね！

(きづけばまわりのだれもがあのこをみるめのおくに)

気づけばまわりの誰もが　あの娘を見る目の奥に

(はーとのかたちのねおんがきらきら)

ハートの形のネオンがキラキラ

(ぼくはしずかにうつむいた)

僕は静かにうつむいた…

(あだむといぶのようにこのよにふたりきり)

アダムとイブの様にこの世に二人きり

(あのこのめにはぼくしかうつらないのならいいけど)

あの娘の目には僕しか映らないのなら良いけど…

(げんじつはしただしたおおかみやろうが)

現実は舌出したオオカミ野郎が

(きょうもあのこのことねらってるよ)

今日もあの娘の事ねらってるよ

(こいってそんなもんね)

”恋”ってそんなもんね！

(あなたをだれにもわたさないおもうだけじゃつまらない)

「あなたを誰にも渡さない」思うだけじゃつまらない

(あなたをだれにもわたさないことばにしていますぐに)

「あなたを誰にも渡さない！」言葉にして今すぐに

(ひとみにかかったまほうがきせきのかぜふかしたよ)

瞳にかかった魔法が奇跡の風吹かしたよ

(にぎったりょうてをせなかにまわしてきみはしずかにめをとじた)

握った両手を背中に回して　君は静かに目を閉じた…

(そのすきにきすをした)

そのスキに　キスをした…