ガリバー旅行記 16 大人国の旅
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問題文
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(しゅじんのもとへおしろのやくにんがやってきたのは、ちょうどそんなときでした。)
主人のもとへお城の役人がやってきたのは、ちょうどそんな時でした。
(「おきさきさまが、ぐりるどりっぐのひょうばんをみみにされ、ぜひみたいとのおおせじゃ。)
「お妃さまが、グリルドリッグの評判を耳にされ、ぜひ見たいとのおおせじゃ。
(そのかいぶつをつれて、いそぎしろへまいれ」)
その怪物を連れて、急ぎ城へまいれ」
(しゅじんはしめたというかおつきで、わたしをれいのはこにいれぐらむだるくりっちにもたせて)
主人はしめたという顔つきで、私を例の箱に入れグラムダルクリッチに持たせて
(おしろへいきました。(おしろで、またいろいろなえんぎをさせられるのか)
)
お城へ行きました。(お城で、またいろいろな演技をさせられるのか)
(びょうきのわたしは、それをかんがえただけで、もううんざりしましたが)
病気の私は、それを考えただけで、もううんざりしましたが
(どれいとかわらないみのうえでは、しゅじんのいうとおりになるよりしかたありません。
)
奴隷と変わらない身の上では、主人の言うとおりになるより仕方ありません。
(くものうえまでとどくのではないかとおもわれる、たかいとうのあるおしろへつき)
雲の上まで届くのではないかと思われる、高い塔のあるお城へ着き
(わたしたちは、おきさきさまのへやへとおされました。はこからだされたわたしは、)
私たちは、お妃さまの部屋へ通されました。箱から出された私は、
(おきさきさまをあおぎみたとたん、びょうきもふきとぶようなきがしました。)
お妃さまを仰ぎ見たとたん、病気も吹き飛ぶような気がしました。
(たくさんのほうせきをちりばめたおきさきさまは、まばゆいほどのうつくしさ。)
たくさんの宝石をちりばめたお妃さまは、まばゆいほどの美しさ。
(なんとやさしそうなえがお。)
なんと優しそうな笑顔。
(わたしはおもわずあしもとにひざまづいて、おねがいしました。)
私は思わず足元にひざまづいて、お願いしました。
(「どうか、おみあしにくちづけをおゆるしください」)
「どうか、おみ足に口づけをお許しください」
(おきさきさまはにっこりして、わたしをてーぶるのうえにあげ、)
お妃さまはにっこりして、私をテーブルの上にあげ、
(みぎてのこゆびをさしだしました。)
右手の小指を差し出しました。
(わたしはそのゆびのさきに、うやうやしくくちづけをしました。)
私はその指の先に、うやうやしく口づけをしました。
(「まあ、かわいい!」おきさきさまはうつくしいはーぷのねいろのようなこえでいい)
「まあ、かわいい!」お妃さまは美しいハープの音色のような声で言い
(わたしにうまれたくにのことや、どうしてこのくにへきたのかをたずね、)
私に生まれた国のことや、どうしてこの国へ来たのかを尋ね、
(わたしがこたえるたびに「まあ、かわいい!」をくりかえし、)
私が答えるたびに「まあ、かわいい!」を繰り返し、
など
(わたしをたいそうきにいったようです。)
私をたいそう気に入ったようです。
(そしておきさきさまは、しゅじんにいいました。)
そしてお妃さまは、主人に言いました。
(「このものをわたしのそばにおきたい。そちののぞむだけのきんかをあたえるから)
「この者を私のそばにおきたい。そちの望むだけの金貨を与えるから
(ゆずってはくれぬか」)
譲ってはくれぬか」
(これはしゅじんにとっておもうつぼでした。よくばりなしゅじんは、にやにやしてこたえました)
これは主人にとって思うつぼでした。欲張りな主人は、にやにやして答えました
(「それでは、きんかいっせんまいでおゆずりいたします」)
「それでは、金貨一千枚でお譲りいたします」
(わたしはもうみせもので、あんなつらいおもいをしないですむとおもうと)
私はもう見世物で、あんなつらい思いをしないですむと思うと
(ほっとしましたが、ぐらむだるくりっちとわかれるのだけはつらいことでした。)
ほっとしましたが、グラムダルクリッチと別れるのだけはつらいことでした。
(このきもちはかのじょもおなじでした。)
この気持ちは彼女も同じでした。
(でも、わかれわかれにならないですみました。)
でも、別れ別れにならないですみました。
(「ぐらむだるくりっち、おまえもしろにのこって、いままでどおりぐりるどりっぐの)
「グラムダルクリッチ、おまえも城に残って、今まで通りグリルドリッグの
(せわをしておあげ」とおきさきさまがいってくれたからです。)
世話をしておあげ」とお妃さまが言ってくれたからです。
(わたしとぐらむだるくりっちは、おきさきさまのあたたかいはからいにこころからかんしゃしました。)
私とグラムダルクリッチは、お妃さまの温かい計らいに心から感謝しました。
(こうして、わたしたちはぶろぶでぃんなぐこくのおしろで)
こうして、私たちはブロブディンナグ国のお城で
(あたらしいせいかつをはじめることになりました。)
新しい生活をはじめることになりました。
(おきさきさまは、わたしをてのひらのうえにのせ、さっそくおうさまにみせにいきました。)
お妃さまは、私を手のひらの上にのせ、さっそく王様に見せに行きました。
(おうさまは、へやでねっしんにほんをよんでいました。)
王様は、部屋で熱心に本を読んでいました。
(「はじめまして。わたしはがりばーともうします」)
「はじめまして。私はガリバーと申します」
(あいさつをすると、おうさまははじめてほんからかおをあげ、しげしげとわたしをみて)
挨拶をすると、王様は初めて本から顔を上げ、しげしげと私を見て
(くびをかしげました。「ほう、これがいまひょうばんのぐりるどりっぐか。)
首をかしげました。「ほう、これが今評判のグリルドリッグか。
(どうせ、ぜんまいじかけのにんぎょうが、なにかのしかけでことばをしゃべるものと)
どうせ、ぜんまいじかけの人形が、何かの仕掛けで言葉をしゃべるものと
(おもっていたが・・・」)
思っていたが・・・」
(「いいえ、わたしはいぎりすというくにからきた、ほんもののにんげんです」)
「いいえ、私はイギリスという国から来た、本物の人間です」
(おうさまは、よほどふしぎにおもったらしく、さんにんのがくしゃをよびよせ)
王様は、よほど不思議に思ったらしく、三人の学者を呼び寄せ
(わたしのことをいろいろしらべさせました。)
私のことを色々調べさせました。
(がくしゃたちは、しょもつをひらき、あれこれといけんをかわしあっていましたが)
学者たちは、書物を開き、あれこれと意見を交わしあっていましたが
(とうとうこんなけつろんをだしました。)
とうとうこんな結論を出しました。
(「これはしぜんのいたずらでうまれた、ばけもののひとつである」)
「これは自然のいたずらで生まれた、化け物のひとつである」
(そして、わたしがいくらじぶんはにんげんであるとせつめいしても)
そして、私がいくら自分は人間であると説明しても
(「きっとだれにたいしてもそのようにいえと、まえのしゅじんにおしえこまれたのであろう」)
「きっと誰に対してもそのように言えと、前の主人に教え込まれたのであろう」
(がくしゃたちはそういって、さもばかにしたように)
学者たちはそう言って、さも馬鹿にしたように
(にやにやわらうだけでした。)
にやにや笑うだけでした。