No.4

(あーー)

あーー。

(ばかばかしいはなし)

馬鹿馬鹿しい話

(たいへんおはずかしいはなし)

大変お恥ずかしい話

(なんにもしらないくせしてしってるかおして)

何にも知らない癖して知ってる顔して

(いままでいきてきて)

いままで生きて来て

(きっとなんとかやれてるだけなんだろうなとおもう)

きっと何とかやれてるだけなんだろうなと思う

(へいせいをよそおいとびこんだでいねい)

平静を装い飛び込んだ泥濘

(あしをとられてうしろがみひかれてめいてい)

足を取られて後ろ髪引かれて、酩酊

(のうないさいばんもほんじつはへいてい)

脳内裁判も本日は閉廷

(よいもわるいもこよいはよいにまかそう)

良いも悪いも今宵は酔いに任そう

(とうとうとたれるこうしゃく)

滔々と垂れる講釈

(そうぞうしいもうそうぞうしいたくないよ)

騒々しいもう想像強いたくないよ

(じょうじゃくなきみをきみをけいもうしたくなるのは)

情弱な君を、君を啓蒙したくなるのは

(よかぜのせいだ)

夜風のせいだ

(そうかれのｆｌａｖｏｒ)

そう、彼のflavor

(ここまではｔｒａｉｌｅｒ)

ここまではtrailer

(ていねいにねいにめいてんしていく)

丁寧に寧に明転していく

(まちのあかりをとめてくれないか)

街の灯りを止めてくれないか

(へんにわらってごまかしている)

変に笑って誤魔化している

(あいをこのあいをおわりにしないかい)

愛を、この愛を終わりにしないかい

(ばかなかしんばかり)

馬鹿な過信ばかり

(それでいていささかひんがない)

それでいて些か品がない

(ひとりはかなしいくせしてとがったくちして)

独りは悲しい癖して尖った口して

(それなりいきていて)

それなり生きていて

(いっそなんにもなれないならここでしのうかとぼやく)

「いっそ何にもなれないならここで死のうか」とぼやく

(ねぇきれいにれいになろうとしている)

ねぇ、綺麗に0になろうとしている

(まちもわたしもこえていくせかいは)

街も私も越えて行く世界は

(れいにはなくてこまらせている)

例にはなくて困らせている

(なにももうなにもとうばいにとけてさ)

何も、もう何も等倍に溶けてさ

(あいにあいていたの)

愛に飽いていたの

(たがいにないてきたの)

互いに泣いてきたの

(ごまかしてきたひびをいみを)

誤魔化してきた日々を意味を

(まちはきれいに)

街は綺麗に

(なかったことにしようとするから)

無かったことにしようとするから

(もうだれかとめてくれないか)

もう誰か、止めてくれないか

(このしんぞうをえいえんに)

この心臓を永遠に

(ていねいにきれいにれいに)

丁寧に綺麗に0に

(ていねいにねいにめいてんしていく)

丁寧に寧に明転していく

(まちのあかりをとめてくれないか)

街の灯りを止めてくれないか

(へんにわらってごまかしている)

変に笑って誤魔化している

(あいをこのあいをおわりに)

愛を、この愛を終わりに

(ねぇ)

ねぇ

(きれいにれいになろうとしている)

綺麗に0になろうとしている

(まちもわたしもこえていくせかいは)

街も私も越えて行く世界は

(れいにはなくてこまらせている)

例にはなくて困らせている

(なにももうなにもとうばいにとけてまざれ)

何も、もう何も等倍に溶けて混ざれ

(ていねいにねいにめいてんきれいにれいにえいえんめーでーしている)

丁寧に寧に明転綺麗に０に永遠メーデーしている