Ratpark feat. 菅原圭

(ふこうをわけあっている)

不幸を分け合っている

(ぼくたちじんるいとそれいがいのひととものと)

僕たち人類とそれ以外のヒトとモノと

(いっきょしゅといっとうそくがあらそいのひだねなら)

一挙手と一投足が争いの火種なら

(ぴかれすくのゆめはつづく)

ピカレスクの夢は続く

(きょうもねれないはらもへらない)

今日も寝れない 腹も減らない

(よろいはおもいなうそはくるしいな)

鎧は重いな 嘘は苦しいな

(ひまをもてあましたよるにだれかとみた)

暇を持て余した夜に誰かと観た

(たびをするだけのえいがのように)

旅をするだけの映画のように

(かなしみがりせいをゆるしてくれないんだね)

悲しみが理性を許してくれないんだね

(ものうげなえんどろーるで)

物憂げなエンドロールで

(またしてもぶれいくだうん)

またしてもブレイクダウン

(ちーぷ)

チープ！

(あしなみそろえて１２３って)

足並み揃えて1・2・3って

(どれだけまったってなんにもなんないや)

どれだけ待ったってなんにもなんないや

(しっく)

シック！

(わかちあえないものほど)

分かち合えないものほど

(こんなにもひもといてきたのに)

こんなにも紐解いてきたのに

(ねえそれならさあまいみずをちょうだい)

ねえそれならさ 甘い水を頂戴

(こまっているのいっしょうがい)

困っているの一生涯

(そうぞういじょうのあいをどぶにすてるらしい)

想像以上のアイをドブに捨てるらしい

(らっとぱーく)

ラットパーク！

(しにたいぼくらをやみくもにゆすっておちつかせて)

死にたい僕らを闇雲に揺すって落ち着かせて

(ひっこぬいてどろをおとしてさらしあげている)

引っこ抜いて泥を落として晒し上げている

(らっとぱーく)

ラットパーク！

(わからずやのせかいでおしつけたひくつが)

分からず屋の世界で 押し付けた卑屈が

(ひかってうたになるくらくなってもうたになる)

光って歌になる 暗くなっても歌になる

(かんぺきじゃないかんぺきじゃないなら)

完璧じゃない 完璧じゃないなら

(せいかいじゃないせいかいじゃないのさ)

正解じゃない 正解じゃないのさ

(でじたるのこうこくのこうかいでたぐりよせたきぼうほうじゃ)

デジタルの広告の航海で手繰り寄せた喜望峰じゃ

(ぼくもぼくのすーぱーすたーもねこもしゃくしもみんなふくろのねずみ)

僕も僕のスーパースターも猫も杓子もみんな袋のネズミ

(ちーぷ)

チープ！

(あしなみそろえて１２３って)

足並み揃えて1・2・3って

(どれだけまったってなんにもなんないや)

どれだけ待ったってなんにもなんないや

(しっく)

シック！

(わかちあえないものほど)

分かち合えないものほど

(こんなにもひもといてきたのに)

こんなにも紐解いてきたのに

(もうそれならさりにゅうしょくみたいに)

もうそれならさ 離乳食みたいに

(ふやけているかんじで)

ふやけている感じで

(ふつうのかおしておどるだけ)

普通の顔して踊るだけ

(ちーぷ)

チープ！

(あしなみそろえて１２３って)

足並み揃えて1・2・3って

(どれだけまったってなんにもなんないや)

どれだけ待ったってなんにもなんないや

(しっく)

シック！

(わかちあえないものほど)

分かち合えないものほど

(こんなにもひもといてきたのに)

こんなにも紐解いてきたのに

(ねえそれならさあまいみずをちょうだい)

ねえそれならさ 甘い水を頂戴

(こまっているのいっしょうがい)

困っているの一生涯

(そうぞういじょうのあいをどぶにすてるらしい)

想像以上のアイをドブに捨てるらしい